全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
ではじっくりと「9/26」を振り返りましょう。
9月26日所沢
L3-4E
勝ちハウザー
負け野上
S田中
鬼崎2号秋山12号
イーグルス初優勝決定試合

前2試合の連続サヨナラ負け
を現場で目の当たりにしたときは
胃腸の調子悪くて
球場に行って帰ってくるのも難儀だったんですが
「球場」というもの自体に治癒力があるのか
この日は普通に食欲も回復して
「球場グルメ」で沖縄そばやガーリックチキンとか
も食べまくりました(笑)

で、ライオンズ公式サイト
で「席選び放題」なことに気づき、
前2試合は自分好みのベンチ上20段目くらいの
「ネットが邪魔にならない」内野席で見たのですが、
なんか3試合目は「フィールドシート」で見よう
と思い立ったわけです。
ただ「外野寄りのブルペン側の一番後ろの端っこ
の角席」ぐらいしか
買いたいと思う席は残っておらず
どうしようか迷いましたが
思い切ってEnterボタン押しましたよ。
どう考えても視界右半分はアウトな感じなのは
わかってましたけど、
胴上げにぶちあたったら臨場感凄いだろうなあ
と考えて思い切ったわけです。
価格は4500円でございます。


でこのシートのチケットは季節ごとに
「特典」がついてて
この試合の場合は一般入場者の開門より前の
15時20分に入場できて
ライオンズの練習風景が見れる
というものでした。

ま、私は普通にイーグルスファンなので
ほぼ開門時間に球場到着。
この時は大体「いつも通り」の並び人数で
入場の手荷物チェックとかに要する時間も
いつもどおり。
ひとつだけ違ったのが入場者の表情を狙う
報道各局のカメラ
がいたことですね。
「まあマジック2だからなあ」
くらいにしか感じなかったんですけど、
いざ球場に入って
そのフィールドシート目指して歩いている間に
一塁側ベンチ前の報道陣の多さに驚愕。
「ああ、マジック2ってそうゆうことだよなあ」
とあらためて痛感させられました。
で目指す席に到着し、
視界を確認。
練習中はネット張ってるけど試合の時には外す
ってのは事前に知ってたのでそれはよしとして、
やはり視界の右半分はブルペンのネットで
ふさがれていてかなり観難い感じ。
それはそれとして
丁度その頃AJ&マギーのバッティング練習やってたので
しばらく食い入るように見てました。
いつものようにAJが物凄い音出して
柵越え連発でしたよ。
ただ生試合ではマギーの一発はかなり遭遇率高めなんすけど
AJは試合前の練習のみ
なんですよね。あとオールスターのホームラン競争とか。
でも練習であったにせよ
どう少なく見積もっても「15発」くらいは
AJの柵越えを「生」で見れたので
明日死んでもいいくらいです。
、というのは嘘です(笑)

でしばらくうろうろしてたら
無人のブルペンに釜田が登場。
投球練習開始。

今季いまのところパッとしない成績の釜田
ではありますが、
「ブルペンで投げるプロ野球の投手」
を間近で見るのはそりゃもちろん生まれて初めて
なんですけど
まあ凄いっす。
ミットに収まるときの音が。
それを体感して
そんなに悪い席じゃないかも
って思いました。
ちなみに試合開始直前まで
ずーっとグリーンのシートで完全に視界を遮断してますけど
試合が始まると除去される決まりみたいです。
まあ除去されてもやはりそれほど視界はよくありませんでした。
自分の席は。

なんだかんだで試合開始。
普通に考えて相手は「今季初先発」の新人増田で
自軍はほぼ「ローテ3番手」の美馬なわけですから
余裕だろうってなるわけですが
わたくしども「訓練されたイーグルスファン」は
球団名とはうらはらに全然「楽観視」できず
序盤はそんな「嫌な予感」ばかりが
どんどん的中する展開でした。
自軍打線増田を攻めあぐね
美馬は相手打線に徐々に加点される
と。
さらに札幌で序盤にマリーンズが3点リード
という情報もスタンド周囲のスマホ持ちの皆様から
ガンガンもたらされる、と。

ああ寒い展開だなあ
と。

わたくし普段は「普段着」で観戦する派
なんですけど
この日はさすがに「2試合連続サヨナラ負け」の後だったんで
過去Kスタ現地で購入した「ミスターカラスコ仕様ロンT」と
「初代キャプテン礒部のマフラータオル」という
恰好で臨んだのですが
それでも耐え難いくらいに気候的に
寒さが厳しくなってきたので
応援グッズ売り場の
「寒さ対策グッズあります」の看板を頼りに
ホカロン買いに行っちゃいました。

でそんなこんなでウロウロして
席に戻ってみると
「マリーンズがビハインド状態」
に変わってる情報が蔓延していて
え?そりゃ凄いと思いつつ
でもこの前、二日間の様子を思い返すと
劣勢を跳ね返す力あるのだろうか?
みたいな疑念も多々あったところで
7回のAJの逆転走者一掃ツーベース。
周囲の見知らぬ初対面の人たちと
ハイタッチしまくり!
みたいな。
で、その前に一度「田中ブルペン入り」もあり
みたいな。

こんなに試合の前半と後半で
雰囲気の変わった試合
ってマジで生まれて初めてですよ。

そこで
「視界は悪いけどブルペン真横の席」
の意味がいきなり増してきたわけです。

優勝決定試合
のマウンドに向かう
ハウザー
斉藤
田中
の投球練習を間近に見て
音も聴く、
と。

これは正直
生涯最高の体験
でしたよ。
いまのところ
ですけどね(笑)

何しろ真面目に「耳が痛い」くらいの
音でしたからね。

で試合もちゃんと見てないと
どう転ぶかわからない
って展開でしたから
左を向いたり右を向いたり
実に首が忙しい!
みたいなね。

そして迎える1点リードの9回裏
ですよ。

この時間帯
21時30分頃
ですが
スマホで日ハムーロッテ戦を見ていた
仙台から遠征してきたご夫妻の
旦那さんが
周囲に紙テープを配り始めて
自分もそのおこぼれにあずかったのです。
しかしもう何分も前から
スマホ画面に釘付けになってた
旦那さんの試合結果報告が
ずーっとうやむやなままの状態。

そう「よくある武田久劇場」
でなかなか終わらなかったんですね。
で、なんだかんだで
「6-5」の僅少差でファイターズが勝った
ってのが判ったのが
田中がマウンドに行く途中くらい。

そこで旦那さんは
事前に用意した自作の
「マジック1」のボードを
誰に頼まれたわけでもなく
周囲に掲げて大声で叫んだのです。

この数分間のスリル
といったら凄かったですよ。
たとえるなら
名匠ヒッチコックの
「知り過ぎた男」の
ドリスデイが暗殺者の存在に気づいて・・・
のあの場面か!!!!
みたいな(笑)

だってファイターズが追いつかれて
延長突入して
逆にマリーンズが勝つ
ってなったら
なんのための「田中登板」なの?
って話ですからね。

実際スタンドの周囲でも
「ええ?ほんとに行くんだ田中?」
みたいな声もちらほらあったし。

しかしながら
わざわざ仙台から遠征されてきた
旦那さんが
「マジック1」ボードを周知徹底してからは
もうスタンド一丸
でした。

「西武ドームで5試合連続サヨナラ負け」
ってゆう
かなり不名誉な記録がかかる大ピンチを迎えても
紙テープや白いジェット風船を抱えながら
みんな前のめりに
マウンドと打席の
あの空間を見つめ
田中が抑えることを信じていた感じでした。

浅村三振で球審の手があがった瞬間
のことは
もう何が何だか
って感じです。

もらった紙テープを投げて
デジカメのシャッターを押して
あとはひたすら絶叫するのみ
みたいな。
で、選手やお客さんも
泣いている人も多いなか
自分は「日本一」になるまで
泣かないぞと思いつつ
笑いながら叫ぶ!
みたいな。

あの浅村の「空振り」の
様子だと
「伝家の宝刀」スプリットだったのかなあ
とか
スマホを持たない私は
帰りの道すがら考えていたのですが、
「外角低めの直球」
ってゆう「基本線」
だったことを録画で知り、
マジで凄い
と思い
涙腺が緩んだ次第であります。
コメント
この記事へのコメント
さすが
楽しいレポートでした!!
2013/09/28(土) 11:03:25 | URL | Min^2 #ulNX3H2U[ 編集]
Re: さすが
> 楽しいレポートでした!!

いやもうだいぶ耄碌してきたので
記憶のあるうちに、と意地になって書きました(笑)
2013/09/28(土) 16:49:31 | URL | 辻タダオ #-[ 編集]
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