全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
文化系団体男子の過去と現在
さて他所で吹奏楽コンクールを見に行った件
については軽く触れたのだが
ここでは音楽そのものとは関係ない話題でいこう。

長らく遠ざかってたけど
家族が出場するようになって
ここ数年「吹奏楽コンクール」を連続で
観戦することになって
否が応でも痛感するのは
圧倒的な「女性比率」の高さ。
私立の女子校ではない公立校でも
「メンバー全員女子」はまったく珍しくないし、
「男子1名他全員女子」ってゆう団体もしばしば見た。

わたしはそれらの男子メンバーは
普段どのような日々を送っているのだろう?
といぶかしく思ったりもするんだけど
演奏している姿を客席から見た限りでは
余裕のよっちゃん
みたいな印象であった。

さてでは初めて吹奏楽部というものに
関わった中学生の頃のことを振り返ってみる。

小6から中一へ
の丁度その頃の自分は
いまふりかえれば
完全な「洟垂れ小僧」であって
「自我」とか「自意識」とか
そうゆう「早熟性」を感じさせる心理的側面は
まるっきり発揮していなかったのだった。
自分というものをまるでわかっていない
とでも言おうか。

ほんとにマジな話、
たいして体格に恵まれているわけでもないし、
足や肩が強いという「身体能力」の
アピールポイントも全くないのに
「東海大相模とか日大三高とかに行って
甲子園で華々しく活躍して
ドラフト指名を受けるんだ!
そのためにも一日も欠かさず
野球に取り組むんだ!」
という意気込みで
中学入学と同時に野球部の門をたたく。

つまり「自分」というものがわかっていないのである。

そして「洟垂れ小僧」というものは
当然のように「世間」というものも知らない。

ちょっと気の利いた小6
であれば
「運動部の理不尽なきびしさ」
とか
そのへんのことは中学に入る前から
とっくに情報入手していてもおかしくはない。

だがそもそも「洟垂れ小僧」は
「事前に情報を入手する」ということの
意義すらもわかってはいないのだった。

そして3日で
わけもわからぬうちに
あっさり退部。

以前にも書いたとは思うけど
「いつになったらボール触らせてくれるの?」
ってゆうよくあるパターン。

しかもそれも
「大量の入部希望者を振るい落とすための策」
とか当人その時
全然気がついてないし
気がつこうともしない
ってゆうおまけつき。

で、両親に
「吹奏楽部」を勧められて
何も考えず部室を訪れ、
希望楽器とか申告することもなく
じゃこれ
と「ユーフォ」をあてがわれる
と。

「意志」とか「主体」とか
全然関係ない話だった
と。

そのわりにその後長く続いたのは
これも過去何度か書いたと思うんだけど、
野球部に代表されるような
「体育会的な理不尽な厳しさ」
ってものを
まるで感じなかったからですよ。
吹奏楽部には。
ええそりゃもう
単純な話ですよ(笑)
でも誤解なきように言っておきますが
楽器技術向上のための練習は
普通に真面目にやってましたよ(笑)

で、ここからが話の核心部分です。

当時の吹奏楽部ですと
現在と違って
「女子6:男子4」
くらいの比率だったような。
場合によっては男子6女子4
とかもあったような。
地域合同の演奏会とかもちょくちょくあって
近隣の学校とかも大体それくらいでしたよ。

さてその一定の割合を占める「男子群」ですが
いったい何を思って「吹奏楽部」入部を決めたのか?

自分の場合は
考えなしに「ふらっと」入った派ですが
これは少数派ですよ。
男子10に対して1としましょう。「ふらっと派」を。

で残り9を分けると
「とりあえず音楽を真面目にやるといいことあるだろう
その後の人生に」と考える
普通の堅実な真面目な考えの層が5
「元々楽器とか好きだしプロっぽい感じで
音楽やれるようになりたいからとりあえず
ブラバン入っておくか」的なマニア層が2
そして残りの2割です。
問題は。

体格もいいし、
実際体育の授業とかで観察してると
運動部の部員より運動できるんじゃないの?
的な人材がけっこう混ざっていたのです。

結論からいえば
この層の人たちは
当時の用語でいえば「軟派」
現代の用語でいえば「肉食系」
と。
まあそうゆうことですね。
というか若干ですが
「ヤンキー系」も兼ねてたかもしれません。
ものすごく単純化すれば
「坊主頭になって野郎共と炎天下で
厳しい練習に耐えるよりは、屋内で
女子と戯れているほうが100倍楽しい」
ってゆう
そうゆう考えってことですよ。

さて入部当初、
「うぶな洟垂れ小僧」だった自分は
その後、部のなかでは「音楽マニア層」のほうへ
流れていったわけですが、
この「異性との交遊」がほぼ主目的な肉食系男子部員
の皆様のおかげで
ほぼノンストレスで中学生活終えられましたよ。

何がすばらしいか
って
先輩後輩関係なく
アタックしますので
「部内の上下関係」が
厳しくならない
ってゆうね(笑)

私が「洟垂れ小僧」だった時代とちがって
いまは情報であふれかえってますから
思春期の男子諸君

「行き場所」のない諸君は
何の考えもなしに
ふらっと
吹奏楽部の部室を訪ねてみてはどうでしょう。
人生変わる
こと
間違いなしです。
ただし
「良い」方向か
「悪い」方向か
については
当方一切関知いたしません(笑)
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