意外なことに「柔道」経験はそこそこあることに気付いた。
もちろん「有無を言わさず」「やらされた」のである。
まあ柔道が「格闘技」なのかどうなのか?とか
そうゆう定義づけの部分も細かく掘り下げるとキリがない。
ただとにもかくにも「人様の肌と触れ合う」って部分が
嫌なのである。なんでそう思うのかというと、
わたしは幼少時から児童生徒の時期にかけて
「小柄」な子供でありつづけたので、体格による有利不利ってのは
かなり意識させられたのであった。
するってえと「体格のでかい」者に翻弄されるわけだ。
「格闘技の真似事」で「遊ぶ」場合は。
そうゆうときの記憶をたどると「面白かった」ってゆうのは皆無。
ただただ一方的に遊ばれただけ、と。
なわけなので「ボディータッチ」が普通にあり得る競技とか
自分としてはあまり好きではないのである。
気持ちが悪いのでおれの身体に触るな!!みたいなね。
自分の過度な「野球好き」はこのあたりからきてるのかなあ、とかね。
それはともかくとして「柔道」だけは無理矢理やらされた時間が多くあった。
で、自分は「人の体に触る」のもあんまし好きじゃないし、
まして「自分の体に人から触られる」のも好きじゃないので、
「柔道」の時間は苦痛以外のなにものでもなかった。
ということで「柔道の時間」から早く逃れたいわけなのである。
受け身の練習とかやって
乱取りとかやって
最終評価の為に「試合」をやったりするわけだ。
私はこの「試合」において
一切合切「勝つ」気がなかったのである。
で、やる気のない素人同士の試合
において
「背負い投げ」で「一本負け」したことがあるのだ。
しかも相手は自分と同様に柔道にも格闘技にも勝つことにも
興味のないオタク系の同級生だったのである。
正直もしかしてこの相手ならおれも勝てるかも
と
算段していた相手に
「一本負け」したのである。
わたしのあまりの見事な
「負けっぷり」を褒められた記憶はある。
「学校の授業の試合で綺麗な一本とかあんま見たことないっす」みたいな。
ということで、
いま私が生きながらえているのも
「柔道」のおかげかもしれない。
ほんとだったらとっくに
「酔っぱらった勢い」にまかせて
路上で死んでてもおかしくないからね。
ははは。