全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
性悪説に基づいた鬼の管理体制
ってことで、
前職のパチンコ業界、
それもホール業界の話だけど、
何度も繰り返すように
世間一般から見た「やくざ」なイメージ
とは全然ちがって
内部は規律正しく折り目正しく
という「軍人」さながらの動きをしないと
とても生き残れない世界なのです。
なのでした。なのかな?
離れて6年経ったので
いまどうなってるかはわからない。
なのでこれから書くことは
あくまで私の「記憶」に頼った内容です。

設置台数500を超える
中規模~大規模店舗の
「管理業務」に携わった時の実感は
「ここは軍事施設か?」
というものでしたよ。
いやほんとマジで。

まず、
いわゆる「ゴト師」とか「ゴト集団」という
犯罪者が
「必ずやってくる」ので
毎日「臨戦態勢」なのは基本。

それに加えて
大きな現金が動く世界に類をみない
「とてつもない日銭商売」なので
内部統制もぎっちぎちでやります。
スタッフ同士の「相互チェック」は
あらゆることに及ぶ、と。

人を疑うことを知らないお人よし
みたいなレッテルを貼られると
絶対に「出世」しない
ってゆう仕組みなわけです。

部下も上司も同僚も
「ニコニコ」しながら疑う「技術」が
必要なのです。

というようなことを書くと
「なんて殺伐とした世界なんだ」
と思う方もいらっしゃるでしょう。

そうゆう風に考えれば
確かにそうなのかもしれませんけど
私はそのへん「ゲーム感覚」で
楽しむようにしてましたよ。

なわけで
「鬼メンタル」
「鬼体力」
必須です。

もっとも
最初からそうゆう感じだったわけではなく、
1990年代初頭の
入社したて
の頃は
まだまだユルめの世界で
「事情があって流れてきた中年夫婦」
が寮に住み込んで同じ店で共働き
ってゆうノリがありました。
常に人出不足だったので
「外国籍」の人も雇ってました。
飲む打つ買うの三拍子!
みたいなスタッフも多く
馬券絡みの金が更衣室で飛びかう
とか、それで互いに貸し借りする、とか
さらにはフロアの接客業務中であっても
「喫煙OK」とか。

で、そうゆうノリは
世の中全体の「コンプライアンス重視」
の流れと
業界自体の「売上増大」「規模拡大」
の流れと
犯罪集団の飛躍的な技術向上
の流れ
等があいまって
あっというまに消えました。

流れ者の夫婦の寮住まいの共働き
なんてのは
有り得なくなり、
店舗スタッフは
基本「ポエム居酒屋」の
やたらとポジティブノリな
年齢はせいぜい「30代半ば」まで
でないとダメ
ってゆう世界。
もちろんあからさまに
そう謳って募集をかけてはいませんでしたが
内部の「空気」がそんな感じでした。

マルハンとかダイナムとかのCM見れば
ああ、そうゆうことなのね
と即おわかりいただけると思います。

以前にも書きましたが、
「業界最高潮」のパチスロ爆裂4号機の
2000年代初頭の頃、
低設定でも暴れて4万枚出てしまった
みたいなのが
日常茶飯事で
予算計画では「赤字放出」のつもりはまったくないのに
赤字になってしまいました、
しかもそれが「連日」続いてしまいました。
とかなると
生きた心地がせず、
実際に本部管理部門のエラい人
が抜き打ちでチェックにやってくるわけです。

おまえ悪い奴とつるんで
実は高設定いれて
教えてたんじゃないだろうなあ?
ってことです。
単純化して言うと。

で、全部の台
チェックされる、と。

で、ある程度の台数あると
「設定の入れ間違い」とか
絶対にない
とは言い切れないので
実際自分は「不正」するつもりはなかったとしても
そのチェックで間違って入ってた「高設定台」とか
あったとしたら
一発で「解雇」&「通報」になるので
「いや私そんな不正なんかしませんので
どうぞどうぞ心ゆくまでチェックしてください」
なんてニコニコしながら案内しつつも
内心「冷や汗」かきまくり!
みたいなw

そんな
「日々是決戦」の
恐ろしい業界にいた者として
昨今起きたひどい事件、
具体的に
バス業界
食品業界
のヌルい管理体制を見ますと、
縮小傾向にある
ホール業界から若手を引き抜いて
「管理」させろ!
と思ってしまいますよ。
それこそヌルい公共部門とかも。
年金事務所みたいな。

それがあってこその
「一億総活躍」なのではないでしょうかw

私自身は「若手」でもないし、
メンタルも体力も
もう「鬼」ではないので
無理ですw
いまではすっかり門外漢のど素人だけど、
パチンコ業界
過去最大の「規制強化」で
メーカーもホールも戦々恐々ってゆう事態のネタが
「釘曲げ」ってゆうのが
なんとも微妙な気がする。

「違法機」撤去によって
結局メーカーがまたホールに無理やり
一台40万円以上する「合法機」を買わせて
独り勝ちするのかよっ!
という見方もあるにはあるけど、
もうホールの資金繰りもやせ細ってるし
メーカーも「売り先」が減って大変なんじゃないかなあ。

人気機種を売ってあげますけど
抱き合わせで糞台も一緒に買ってくださいね
とか、もう買う側にお金なければ無理ですもんね。

で、これ関連のニュースでいうと、
「赤旗」がいちばんわかりやすかった
ってゆうねw

「業界人」じゃなくて
「一般人」が読んですぐわかる
という図式で考えると。

ま、何度も申しますように
わたくしノンポリ無党派層なんで
これを機に赤旗礼賛に走ろう
というつもりもございません。

赤旗だろうと聖教新聞だろうと
産経だろうと朝日だろうと毎日だろうと
日経だろうと読売だろうと
「生活」に役立つソースが提供されていれば
躊躇なく利用する
と。
それだけのことです。

無党派ってのは
党派に利用される側ではなく
各党派をあまねく利用する
ってことですから。
そういう意味でいうと
「消極的」な「シラケ」思想ではなく、
かなりアクティブな「現世利益」思想なわけです。
ここは何度でも協調しておきますよ。

それはさておき、
「釘曲げ」が業界崩壊の序曲になるかもしれない
ってゆうそのこと自体が
「なんとも微妙」
なのは
赤旗の記事にもあったように
なんでいまさら釘曲げなの?
みたいな。
昔から暗黙の了解だったじゃん!
みたいな。

で、
赤旗の記事になかったことを
付け加えるのであれば
「もっとヤバイネタいくらでもあったじゃん!」
ってね。

私の「違和感」は
ほぼこれに尽きます。

おいおい、
あの件とあの件とあの件は
うやむやでいいのか!?
みたいなw

いまわたしが「あの」とか書いてぼやかしてることは
べつに「わたしだけが知っている」特別なことじゃなくて
「業界」に属していた「インサイダー」経験者なら
ほぼ誰でも知ってる
ってゆうようなレベルの
そこそこ広範囲の人間が知ってるはずの
「情報」なんですけど
それでも意外と
「ググる」くらいの行為では
「一般人」に知ることはできないんですよ。

建築業界の「闇」が
今年もそこそこ吹き出てきましたが
意外に各業界の「闇」は
「ググる」くらいのことではわからないのであります。

農業もそうゆうとこあるし。

なんだか
どんどん論点が
ずれてきたんだけど
結論は
「人生ググってコピペだけでは渡っていけないぞ」
と。
いやほんとマジで。
大体「5年周期」で世界が一変します。
それがパチンコ業界です。

ここのところ頻繁にとりあげてますけど、
たとえば文化芸術の世界ですと、
あれ?なんだか知らないけど
単体アイドルは減って
集団アイドルばかりになったなあ
みたいなのって
「いつのまにやら」って感じがありますけど、
パチンコパチスロの場合は
規制を緩めたり厳しくしたりとか
人為的に警察がやってますので
根こそぎ何もかもがある日突然変わる
ってゆう「革命」が何度もいままで起きてたわけですよ。

乱暴に例えると、
出版業界で
来年度6月1日をもって
「SF」は一切流通禁止とします!
みたいなことが
5年に一回起こるわけです。

野球界なら
「来年から変化球禁止ってことで」
みたいなw

ってゆうくらいに
天地がひっくり返るようなことが
5年周期で起こるので
これに対応してずーっと生き残ってる人
というのは
かなりの強者だと思いますよ。

で、きょうここで取り上げたいのは
パチスロ爆裂4号機時代

「ノリ打ち」
の人達です。

一日5万枚
とか出てたあの頃ですね。

ノリ打ち
って
この表記であってるのかどうかよくわかりませんが、
要するに
パチスロを大勢で打って
誰か一人勝つので
その勝ち分を皆で分け合う
ってゆうシステムで
わたくしこうゆう人達と現場で相対して
まず最初に何を思ったのかというと
なるほど頭いいなあ
みたいなw

ここで問題になるのが
「5年周期」なんですね。

結局、
パチンコパチスロの勝ち分
って国税当局では
なかなか把握できないですし
まあ警察当局も
店やメーカーじゃなくて
「客」の勝ち逃げだけは許さん!
ってところが間違いなくあるわけです。

ホリエモンが逮捕されたり
村上ファンドの人がまたにらまれたりしてるじゃないですか。

百歩譲って
彼らにも何か手続き上いたらないところが
あったとしましょう。

あったとして
これから少子高齢化で
科学技術の進歩で「ロボット化」も進んだ場合
「虚業」と呼ばれてたものを
もっと顕揚しないとダメなんじゃないでしょうか。

まあ「幻想」であって
そんなものは存在しないのかもしれませんけど、
日本の「エスタブリッシュメント」は
あまりにも「実学」重視し過ぎて
「虚業」の威力を軽視してるんじゃないかな、
と。
もちろん「実学」重視であってかまわないんですけど。
いやほんとマジで。

さて次々といろんな規制が入る
パチンコ業界のようですが、
報道にちょっと触れただけでも
尋常じゃない事態だってのは
業界離れて5年以上の私でも
なんとなくわかります。

業界離れて5年以上経過
ってことは
もうそれだけで
ただの「ど素人」なので
業界復活の処方箋とか
提案のしようもないわけです。

でまた、
メーカー
ホール
警察
それぞれで
色々思惑も違うでしょうし、
周辺の
「広告業界」
「出版業界」
「放送業界」
「周辺機器業界」
「特殊景品じゃない景品業界」
等の
皆々様にも
それぞれの懐事情がありますから、
バトルロワイヤル状態なのかなあ、
と推察します。

私はパチンコ業界で
20年飯を喰ってきた恩義があるので
いわゆる半島情勢がらみで
ああだこうだと言い募り
パチンコ撲滅を叫ぶ陣営の味方をするつもりは
全くないんですけど
ただやはり
「丁度いい」くらいの範囲で商売してた方が
良かったのではないか、と、
正直思います。
心の底からの実感として。
あんまり細かいことは
書きませんけどね。
というか書けませんけどね。

ざっくり言うと図体でかくして
「赤字」になって
納税額を減らすってゆう
「結果オーライ」もあるし。
でも
社会全体で考えると
それで「生活」成り立ってる人
というか「家族」もいるわけだし。

個人的には
雀荘業界
くらいの
心持がほんとうは丁度良かったんだと思います。

なんかこうグレーな感じなので
あまり目立たないように
堅実にやっていこう
みたいな。

なんですけど
やはり
「日銭商売」としては
おそらく
「人類史上最大」規模の金額が
平気で動くようになったので
こりゃもう
半島がらみ
とか全く関係なく
むしろ国内のあらゆる最先端企業が
積極的にパチンコに絡もうとしてたのは
間違いない事実なわけでして、
そのことは「無しにしてください」
ってわけにはいかないでしょう。
どう考えても。

ということで、
これは
※あくまで個人の感想です※
なんですが
パチンコ復活は
雀球&スマートボール&アレパチ&
羽根モノ&一発モノ&権利モノ&
ベタなセブン機&etc
を国家の許す「射幸性」の範囲内で
ちまちまやる、と。

そしてパチプロスロプロも
生きていける業界にする、と。

多分それが
「一億総活躍社会」
ってこなんじゃないでしょうか。

いやほんと
わりとマジで。
御注進に及ぶ
って
この漢字であってるのかどうかわかりませんけど、
まああれですね
シェイクスピアの劇とかでも
告げ口
とかするのは大概
「嫌なやつ」
ってのが相場ですよね。

しかし、
組織の上層部としては
「組織の癌」は
早めに摘み取りたい
ので
「目安箱」みたいなのを設置するわけです。


高学歴で高収入な方々で
構成されている組織であるところの
大手報道機関
であっても
平気で
嘘やねつ造

まかりとおる世の中ですから
「庶民」で構成されてる「組織」になってきますと
そりゃもう大騒ぎさ
って話なわけです。

嫉妬心
からくる
嘘の密告
とか
そこそこ遭遇するわけです。

前回投稿のジオフィスの件からの
流れで言いますと
「マネジャー」職
って
そうゆう「糞みたいな情報」も
ガンガン裁かなければならない
って側面がありまして
それが一番の「ストレス」だったりするわけです。

おれはいま
第三四半期の純利益
について思考を集中させたい
のに
「OOさんのセクハラ行為が目に余るので
なんとかしてください」
という
申し立てがあると
それはそれで無視するわけにもいかず、
申し立てしてきた人
の立場がおかしくならないように
気をつかって
「調査」行動もするわけですけど、
「被疑者」は
そんなことをするような人物にも見えないし、
遠目に観察してても
「気配」すらない、と。

じゃ「申し立てしてきた人」
が嘘をついているのか?
みたいな。

でしかも
その「申し立てしてきた人」

「悪い人」には全然見えない
と。

というようなことが
年がら年中
あるわけです。

で、私自身の経験ですと
申し立てしてきた人

「真実」を述べてる場合

「嘘」または「神経症的思い込み」
である場合は
おおよそ半々であったような。

ま、人を陥れるための
「完璧な嘘」

そのうち1割くらいでしたけどね。
さすがに。
そうゆう意味では
まだまだ世の中捨てたもんじゃない
とは思います。

やはりその
「神経症的思い込み」
みたいなのは
圧倒的に多いわけです。

組織
ですから
やっぱり
みんななかよく
ってゆうふうに上手くことは運ばないわけですよ。

そうゆうわけなので
最初から
御注進とか目安箱とか
そうゆうものは
我々のチームにはありえません
人間関係のいざこざは
当事者同士の自己責任で解決してください
ってゆう
組織にすればいいのに
って
いまなんとなく思ってます。
ですます調が多目になる件
自分のブログは
単なる一個人のブログなのに
何故「ですます」調の投稿が多いのか?

さかのぼること15年くらい、
まあ、正確な記憶はないんだけど
おそらく1999年か2000年頃に
勤務先で「自社初の店舗発信」の
当時の用語でいう「ホームページ」が
たまたま私のいた店舗で試験的に「第一号」として
開設されたのだった。

で、日々
「日記」状の読み物みたいなのを
書く係に私が任命されたのである。

生れて初めての試みだったし、
まず最初、とっかかりの文章を書いてみて
あ、こりゃ「ですます調」以外には有り得ないな、
と即座に判断し、
そこからおおよそ10年以上
いろいろな店舗で
「業務の一環」として
ネット上で「顧客」に向けて
ですます調の文章を書きまくっていたために
ただの個人ブログであっても
その時の「習慣」が抜け切れないのである。

もちろん
当時はネット勃興時で
しかもまだ30代ということもあって
エネルギーなくても突っ走れる
永久機関でございます的な
感じだったので
もともと「ですます調」とか好みじゃなかったんだけど
その「ですます」の制限のなかで
可能な限り面白い文章に仕立て上げてやろう
という心意気はあった。

で、そこそこ身内にはウケた。
当然、社長や部長や課長も
読んでいるだろう
という状況の中で
ウケまくる一方で
一度たりとも
誰にも怒られなかった。

だがしかし、
店舗発信の日記的な読み物

いまはもう廃れている。

やはり
パチンコ業界
ってゆう
ある種の「鉄火場」的な場所だから
店舗発信のウェブ上の読み物の
面白い面白くないとかは
「集客」にはほとんど影響しない
ってゆう
ただそれだけのことに
だんだん皆気が付いてきたわけだ。
どんどん「高齢者」の比率が高くなってるようだし。

だがしかし
個人的には
大変貴重な経験をさせてもらった
としか言い様がない。
ぼくのいた世界
さて何気なく

HDDに録り貯めてた
クローズアップ現代の
「防犯カメラ」の巻を見てたら
冒頭からいきなり「パチンコ店でジャグラー打ってた主婦」

「置き引きと間違われて誤認逮捕されました」
ってゆう話の展開。

ああ
かつて
ぼくのいた世界だ

食い入るように見てしまいましたよ。

で、そのくだりを見た感想は
そりゃもう警察もずさん過ぎるし、
店側もどうだったの?
と。

私は2010年の2月までパチンコ業界にいたんですけど、
ほんと最後の最後は
「各現場」を順繰りに廻って
それこそ「防犯」を担当してたわけです。
なので
店ごとに違う
「防犯カメラシステム」を
マニュアルからなにから
徹底暗記してました。

その頃はもうほぼ
全店舗「大容量HDD」に動画大量保存
という態勢になってましたね。

でもこれ
会社によっては
経費節減で
いまだに「VHSテープ」対応のシステムが
残ってたりするかもしれませんし
ほんと
「運用」する側によって千差万別だと思いますよ。

もともと「ゴト師」との戦い
を繰り広げてきた業界なので
「防犯カメラシステム」には
少なくともいっせんまんえん以上かけてます。
一店舗で。

だからちょっと
「素の流しの映像」中心の
街角やコンビニの防犯カメラシステム
とは根本的に違うんですよね。

クローズアップ現代の冒頭部分の
パチンコ店の事例は
いわゆる「置き引き」だったんで
「素の流しの映像」なわけです。
なので、「財布を手に取って持ち去った」
ってゆう決定的な部分が無ければ証拠になるわけないだろ
って話ですよ。
どう考えてもそこまで鮮明に「手元」まで映ってないだろ!
と。

ということで
もしここをご覧のあなたが
「誤認逮捕」されたら
「防犯カメラの解像度はどの程度なのか?
手元まで鮮明に映ってるのか?
ただなんとなくその時間にそこにいたから
ってだけなのか?」
と問い詰めましょう。
そして
警察官に
「あなたはその防犯カメラシステムの
性能をどの程度わかっているのか?」
ってのと
さらに
「証拠画像を提出した店舗スタッフ
は防犯カメラの性能をどの程度わかっているのか?」
ってのも
問い詰めたほうがいいかもしれません。

パチンコ店の防犯カメラ映像で誤認逮捕
ってなった場合
防犯カメラを設置して運営してるのは
パチンコ店運営事業者
です。

ここの時点で
しっかり管理できていないと
ジャグラー好きの41歳主婦が
誤認逮捕されちゃうわけですよ。

クローズアップ現代の結論からいえば
ゴミ箱に財布が捨てられてて
その捨てた人物は「ジャグラー打ってた41歳主婦」
ではなかった
と。

そこで初めて「誤認逮捕」に気づく、と。

これはほんと馬鹿過ぎだと思います。

まず店舗側の人間が
防犯カメラシステムの性能
を熟知していなかったが為に
忙しさにかまけて
適当に処理した可能性が高いのではないのでしょうか。

財布置き忘れたお客がいました、
で次に41歳主婦が座りました、
なんかナンバーランプの上のほうに手を伸ばしました、
ああもうこれ犯人ですね。
みたいな。

そこ、
人の一生がかかってるんだから
ちゃんと検証しようよ
って話なのです。

これは
官も民も
同じくらいに思考停止してると思います。

ゴミ箱に「41歳主婦以外の誰か」が
財布を捨てにいく場面
とか
探そうと思えば絶対に探せるんですよ。
だが
大概しないんです。

何故かといえば
「費用対効果」的な思考にそぐわないからです。

単純な話、
パチンコ店は「商業」をやってるんであって
警察機能を果たす義務はない、と。

だがしかし
「ゴト師」という「外敵」には非常に敏感なので
「HDD大容量保存可能防犯ビデオ最新システム」
を常に更新し続けながら
あやしいやつ
を待ち構えているわけですよ。
おおざっぱにいえば。

あ、なんか変なの来た!
ってなったら
それこそカメラをズームしたりパンしたりして
「手元」の決定的な場面をおさえて
通報&確保
みたいな。

ってことで
私はもう業界はなれて3年以上経ってますので
うかつなことは言えないんですけど
パチンコ業界に関しては
少なくとも店舗の現場においては
「敵はぶっつぶす」
「犯罪者は容赦しねえ」
的な雰囲気でしたよ。
ま、世間一般的なイメージとは逆に
「右寄り」なんですよ。実は。
秩序を維持して生活を守りたい
のに
ゴト師を筆頭にいろんな悪い奴らが
ああだこうだと自分の生活基盤を揺るがそうとするのなら
それに対しては最大限対抗するぞ、と。

ということで
「虐げられた」
「万国の」
「労働者諸君」
ってゆう図式で
ああだこうだと言われたところで
なんの説得力もない
と私は思います。

そもそもそんなことをアツく語ってるのが
涼しげなお金持ちだらけですからね。

そうゆう活動の自由ももちろんわたしは認めつつ、
なんとかもっとまったりのんびりした世界に
なればいいなあ
と思います。




尾籠な話なのでお食事中の方は読むのを
お控えください、
って飯食いながら
ブログ読む人もそうそういないでしょうけどね(笑)

そんなわけで
ソフィスティケーテッドピープル
の皆様はお気づきのことと思いますけど
「駅前のトイレ事情」つったら
パチンコ店があらゆる意味で最強なわけです。

ということは
私自身「元業界人」なので
重々承知ですが
しかしもうパチンカー、スロッター
ってゆう「プレイヤー」
からも、「店舗スタッフ」からも、完全に足を洗ってるんで
「パチンコ店の最新トイレ事情」
を隅から隅まで知っているわけではありません。

ありませんけど、
まあ業界の特質として
とにもかくにも「トイレで客を呼べ」
みたいなのは多分死んでないでしょうし
そうゆう芸風は未来永劫続くでしょう。

で、ふと思ったのです。

私が「現役」で
現場で働いていて
それこそ「トイレチェック」とか称して
これ「チェック」じゃなくて「掃除」じゃん!!
って頃は
ウォシュレット付きトイレ

皆無でした。

もちろん
一般家庭には
ウォシュレット
かなり普及してましたよ。

それでも
パチンコ店の現場で
ウォシュレット
とか
そこまでするこたあないだろう
的な感じでしたね。

しかし時は流れ
さすがにコンビニとかスーパーは
あれですけど
もともとトイレに力を入れてる
百貨店とパチンコ店は
いつのまにやら「ウォシュレット設置当たり前」
になってたわけですよ。

で、思ったのです。
トイレチェック
とか
本格トイレ清掃タイム
とか
どうやってるんだろう?
と。

自分自身の自宅では
全くもってウォシュレット式便器
を使ったことがなかったんですけど
昨今の勤め先のトイレにはウォシュレットは
ごく当たり前に導入されてて
ああ凄いなあ
やっぱ文明の利器ってもんだよなあ
と最初
感心しました。

ただ
「トイレ掃除あり」の仕事
を丁稚奉公的に長年やった記憶もあるんで
いざ掃除しよう

思った時に
なんじゃこりゃ?異様に面倒くさいぞ!
と。

ウォシュレットの肝
である
ヒューっと
飛び出してくるあいつの
一連のユニット化した部分
があるじゃないですか。

問題はそいつら一群の
下の
もともとの「陶器」の部分です。

ユニットと陶器の
隙間の汚れが酷いわけですよ。

え?これどうやって掃除すりゃいいの?
と。

いまのところ
わたしにもさっぱりわかりません。

でもここを解決すると
坂上忍氏のような「潔癖症」なお客様を
一手に引き受けることができる可能性があります(笑)
投資の分散の意義

ある程度の資産を持つ投資家が、自らの資産を複数の金融商品に分散投資すること、またその投資した金融商品の組み合わせを指す。


というのが「ポートフォリオ」の語義をウィキペディアで拾ってきた文章です。

で自分の過去の
パチンコ・パチスロで勝率の高かった一時期
のことを思い出したのです。

先ほどから申し上げておりますように
自分が業界に「参入」したのは1990年だったのですが
個人的な「勝負」でもその年が「最高勝率」で
あとは下落一方でした。
元ファイターズの新人王投手木田氏のようなものですね。

では何故勝率が高かったのか。

それはタイトルにあるように
「分散投資」が可能だったからです。

つまり
「羽モノ」
あり
「権利モノ」
あり
「一発台」
あり
「セブン機」
あり
「爆裂1・5号機スロット」
あり
とまさに百花繚乱の時代だったので
そこをうまいこと「横断」しているだけでも
そこそこ稼げた
ってことです。

冒頭の引用で挙げた
「ある程度の資産を持つ投資家」
イコール
「給料もらったばかりの労働者」
なのかもしれませんけどね(笑)

ま、なんにせよ
多様なスペックの間をさまよいながら
勝ちに結び付ける
という自分のスタイルは
2000年代前半以降の
版権ビジネス横行

行政の規制強化による
機種スペックの狭小化
で完全に無効化されてしまいました。

けれども
そのおかげで
人生
その他のいろいろな事も
楽しめるようになりました(笑)
結局それほど負けていない件
さて、雨続きなので
またパチ&スロで長距離砲炸裂させましょう。

繰り返し「パチ&スロ依存症脱却」の為、とかいって
ああだこうだと連呼していたきらいもあるんですけど
実際自分はどれくらい「負けた」のか?

マメな性格だったらよかったんでしょうけど
残念ながら自分のルーツはなんくるないさー沖縄系なので
当然のように「勝敗記録」的なメモやノートは
一切残っていないわけです。

おおざっぱな事実しか覚えてません。
その「おおざっぱな事実」の概要は
以下のとおり。
①いま現在家計は無借金経営である
②セキュリティー上細かいことは言えないけど
そこそこ貯金もある。ただし「一生働かなくても済む」というレベルではない。

という二つの事実から考えるに
実はそれほど負けてなかったんだ
と。

ただまあごくごく一般的な中高年層国民の給与生活者のイメージする
自分でローンを組んで購入した「持ち家」とかはないし
資産はわずかばかりの預貯金のみなので
特別自分がラッキーだとも思いません。

しかしながら
あれだけ心血そそいで同業他社の店に
通って「悲惨な負け」の記憶がたくさんあるわりに
段ボールハウス生活
になっていない
ってのは冷静に考えると不思議な気がします。

その要因は過日述べましたように
妻に給与口座カードを握られた
ってことももちろんありますし
あとは給与水準が高かったのでなんとかなった
ってのもありますし
意外と「勝つ」こともそこそこあった
ってことかもしれません(笑)

が、みなさんパチンコパチスロを
積極的に打ちましょう
とか言うつもりもまったくございません。

わたしがこうして生きながらえているのも
他のギャンブルに比べると
「一時に勝つ金額、一時に負ける金額」
が小さいからなのでしょう。

まず1営業日で「100万」単位の「投資」は
物理的に無理ですし。
公営ギャンブルと違って。

でパチスロ4号機全盛時代に
「5万枚」放出する機種とかあったので
ギリギリ1営業日で「100万回収」
はあったかな、と。
まあそれが限度でしょう。

このへんの微妙なスケール感が
売り上げ20兆超え
参加人口3000万超え
とかを達成した要因なんでしょう。
一時でも。

なのでやはり
「1円パチンコ」でなんとかしのいでいる
ってのは
ほんとうに「ギャンブル」ではなくて
「遊技」「娯楽」の世界になっているのかなあ
と。

でも
パチンコ台スロット台の持つ
本来の特性や魅力ではなく
「版権ビジネス」が横行している現状に関しては
私はなんの魅力も感じませんし
他人様におすすめするつもりもまったくございません。

※あくまで個人的な感想です※
を述べて終わります。
拘束時間の変遷
長雨になってきたなあ・・・・・・
ってことで昨日パチンコ・パチスロの件に触れ、
昨今話題の「残業代ゼロ法案」で
あれこれ思い出すこともあり
本日は久々にこのカテゴリーでの投稿。

私がホール業界に身を置くことになったのは
1990年。
総合レジャー会社で1年半の各業種実地研修を終え
自ら「選択」したのだ。
主な理由は
①給料が高い
②飲食業等に比べると身体的負担が軽い
③新台入れ替えがない限り、ほとんど残業がない
といったところで、
他にはすでに「半年」のホール経験で知っていた
「ホールの中で呼び出しランプに素早く反応するのは
スポーツ感覚でなかなか面白い」
とか
「アイドルタイムがほとんどないので
時間が早くたつ」
とか
「騒音の中で動き回るので
自由に放屁できる」
とか
若者らしい気分も作用したような気がする。
顧客トラブルも
「事件や変化があって毎日飽きない」
くらいに思ってたし。
いまはもう嫌だけど(笑)

さて上記にあげた
三つの動機のうち
今回は③の
「新台入れ替えがない限り、ほとんど残業がない」
について掘り下げる。

1990年頃は実際そのとおりだったのである。
定められた拘束時間で綺麗に仕事は全て終わって
とっとと帰る、と。
それも自分のような入り立ての一般社員やバイトのみならず
店長クラスも一人残らず全員帰る、と。

こりゃまあなんて素晴らしい業種か!
と。

で、その頃「新台入れ替え」は3か月に一度
長ければ半年に一度くらいのサイクルだったので
さすがに入れ替えの日は長時間残業になるんだけど
そのくらいの頻度なら逆に「たまの祭り」ってなもので
作業が終わればいつも以上に「どんちゃん騒ぎ」!
みたいな。

といった感じで
いま思えば夢のように幸福な労働環境だった。

それが10年後には
泥沼の「長時間労働」の日々に変わっていたのだった。

何故そうなったのか。
主な理由は以下のとおり。
①新台のリリース数が飛躍的に増えて
入れ替えの頻度が「週一ペース」になった。
②いわゆる「イベント」全盛期で
その準備や撤去に関わる細かな仕事の量が増大
③コンプライアンス系の細かい仕事の量も増大
④周辺機器の精度が飛躍的に向上したために
釘や設定に関する、より細かなデータが収拾可能になり、
調整作業に「凝る」ようになった。
⑤500台を超える中型大型店舗も増え、
施設そのものの管理業務も増大
⑥組合の申し合わせによる店休日
という制度を廃止する地域がほとんどになり、
入れ替え作業日は常に深夜残業で対応。
等等

こうなると
「ぼくたちまるで公務員みたいだね」
という牧歌的な雰囲気はまるで無くなり
定時に全員帰る
というのは物理的にも不可能であった。
「目の前の終わらせる必要のある仕事」
が終わらない仕組みにいつのまにやらなってしまっていたのである。

台数300台の店

特にイベントなどなにもせず
新台入れ替えも3か月に一回くらいで十分

十分な利益があがる
という時代は過ぎ去っていた。

ま、それもこれも
マルハンを筆頭とした大型チェーンの台頭
が原因だろう。

大型チェーンの資金力をあてにして
メーカーもどんどん新機種を作る。
作れば他の中型チェーンや小型店も
遅れをとるまい、と買う。
ふと気づくとどこの店も
「週一」で入れ替えやっている、と。

ということで
小さいものや中くらいのもの
にとって
大型化とか集約化等は
迷惑な話だということが
パチンコホール業界にもあてはまるのであった。

これは業界全体の構造の問題なので
所属していた会社にうらみつらみはもちろん
全くない。

で、業界が「最高潮」だったのは
パチスロ4号機が全盛だった
2005年あたりだろうか。
その頃はやたらと朝帰りが多かった記憶がうっすらある。

イベントの準備も
台数が多いと
一般社員に残業してもらわないと
下手すると開店に間に合わない
なんていうこともあって
「残業全盛期」でもあったのだ。
その頃は「役職」ついてたので
もちろん自分に「残業代」は発生しない。
「深夜手当」のみである。

で、役職者と一般社員の年収逆転現象
とかも発生しまくっていた。

おそらくこのころのホール業界の一般社員

年収ベースで一部上場企業並み
を達成していた人がたくさんいたと思う。

2005年当時は
そのコストを吸収するだけの勢いは
業界にあったということだろう。

が、もちろん
異様にかさむ残業代
に対して改善するように
管理職として指示されてはいた。
自分もあれこれ手は打った。
がしかし
すでに「残業代込み」で生活設計立てちゃってる人
とかも少なからずいるので
笛吹けど踊らず的な面があったような気がする。

いわゆる「生活残業」ってやつね。

さてその後行政の指導によって
射幸性の高すぎるパチスロの4号機が
強制的に5号機に移行したことや
リーマンショック等もあり
目に見えて客足は遠のいていった。
私が業界を去ったのは2010年だが
まだその頃「イベント」はやってたので
「残業」時間もそこそこ長かったような気がする。

で、いま
イベントは
これまた行政指導によって
ほぼ全くできない
ということになっているらしく
まだ業界に残っている知人に聞くと
「残業」は飛躍的に減っている
とのこと。

なんだそりゃ
羨ましすぎる
と言ってしまいましたよ(笑)

震災後の節電にからみ
「店休日」も復活してるようだし。

でもパチンコ・パチスロ依存症
をぶりかえしたくないので
業界復帰は目指しません。








池上さんのニュース55年史とかいうのを
何の気なしにボーっと見てた。

自分として
一番インパクトがでかい
というか
記憶に生々しいのは
やはり
1995年3月20日の
「地下鉄サリン事件」
である。

何故かというと
同日
おそらくTVで
ヘリコプターから撮った霞ヶ関駅付近の
騒然とした状況
とかがオンエアされてた丁度その頃、
「古典的な手口のパチスロのゴト師」
との神経戦に挑んでいたのだった。
当時はスマホも携帯もネットも普及してなかったので
世の中がそんな大変なことになっている
とか露知らず
「ゴト師来たかーこのやろー」
という戦いに全神経を集中していたのだ。
早番ただ一人の店舗役職者として。
埼玉県某所で。

で「犯罪行為」に関する話題だし、
よい子が真似をしてもいけないので
詳細はいつものように省くのであるが
その局地的戦いに
わたしは「勝利」したのである。

当時私は
「店長」「副店長」
に次ぐ「主任」的立場だったので
ゴト師なんかは
「見抜いて当然」という職責を担っており、
自分が店にいる間にまんまとやられたりした日にゃ
「何やってんの?おまえの目は節穴か?」
とか怒られること必至、みたいなポジションであり、
なのでその時は
敵にまんまと仕事されなくて一安心
とホッと胸をなでおろし、
でもけっこうえげつない手口の犯人を
我ながらよく見つけたものだ
というような誇らしい気持ちも
多少はあったりなんかして
自分からみれば「上司」であるところの
「副店長」や「店長」に報告した瞬間に
「おおよくやった誉めてつかわす」
とか言われて下半期の人事評価もうなぎのぼりに
なるにちがいない
とか埼玉県の片隅でほくそえんでいたのだ。

ほくそえんでいたのだが、
世の中はそれどころじゃない大騒ぎだった
と。

副店長や店長が遅番で出勤してきて
待ってましたとばかりに
報告したところで
聞いちゃいねえ
みたいな。

というか自分が逆に
「毒ガス事件」に驚いちゃって
いましがたの自分の戦い
とか
どうでもよくなっちゃたりなんかして。

というようなことで
よーく覚えているのである。

日本国において
「主義主張」
「思想」
に基づいて
「人を殺すことも厭わない」
というような過激思想が
というかいわゆる
「革命思想」が
完全に死ぬきっかけになった
事件だとつくづく思う。
「犯罪被害者」が声をあげ
脚光を浴びるきっかけにもなっただろう。

なにしろ
同日同刻
まさに自分も
「犯罪被害」に対処していたことを
考えれば
「人生」そのもの
に影響の大きな事件だった。

しかしそれだけの大事件であっても
いまとなっては
「当時まだ生まれてなかった」
世代も込みの「現代」になってきているので
桑田さんがいうとこところの
「教科書で現代史を教えない」
我が国であるから
団塊世代が口を酸っぱくして引き継ごうとしている
「戦争」の記憶
と同レベルのエネルギーを使って
「オウム」の記憶も
次世代に伝えるべき
だろうと思う。
あのような「邪教」の存在を
見過ごしてしまった世代の責任として。

ちなみに私がゴト師から
必死に守った機種は
「コンチネンタルⅡ」である。
そんなわけで1個前の投稿は
相当の字数費やしたのを、
途中で考え直して縮めたのでした。

居酒屋甲子園ってのは
クローズアップ現代でやってた
「ポエムの氾濫」の回で文字通りクローズアップされてた
居酒屋のスタッフの「絶叫大会」のことでして、
簡単な話
「美辞麗句ばかり」と。
なんかちょっと引くんですけど、と。

中学校の合唱コンクールってのは
娘の中学校のクラス対抗合唱コンクール
のことでして
これはDVDで見たんですけど
ここも選曲的に
「美辞麗句の曲ばかり」と。

で、
性格的に
「美辞麗句」は嫌いではないけど
「美辞麗句ばかり」とかだとちょっと息が詰まるんですけど
みたいなところがありますんで
また大人げなく苦言を呈してみたくなった
という次第だったのです。

そして話がここから若干ズレます。

主に「居酒屋甲子園」の方の件に近接した話題になります。

私も長らく接客業に携わってましたんで
実のところ「絶叫朝礼」系の居酒屋さんの
その「絶叫朝礼」そのものをですね
見学したことあるんですよね。
でちょっと細かいところはまたいろいろあるんで
省きますけど、
結果的に自分の携わっている店舗には
まったくもって取り入れませんでした。
でそのことに関して自分が評価されたのかされなかったのか
と言えば
後者だったのかなあ
といまにして薄々思ったりもするんですけど、
ただ、一緒に見学してた「店舗マネジャー」のお仲間の皆さん
ほとんど誰も「完コピ」で取り入れた人いなかったような記憶が・・・
なぜそうなったかってのはだいぶ昔のことなんで
なにも断定は出来ないのですが
多分こうなんじゃないかな
ってのを推測してみますと
まずなにしろ「パチンコ業界」のホールのマネジャーですから
「おれは伝道師じゃなくてギャンブラーなんですけど」的な
唯我独尊の気風があったのではないか、と(笑)
すいません、これはあくまで「当時」の話なんで
いまはどうだかはさっぱりわかりません。
というかいまはそんなとんでもない「不良性」を持った人材は
いないと思います。まちがいなくいないでしょう。
ということなんで、
なんで貴重な時間を使って
おれの思いをアツく語らなきゃいけないの?
あるいは部下の個人的事情とか公の場で聞かなきゃいけないの?
と疑問に思う人材が多かったのではないか、と。
というふうな
接客業なんだけど実は「人間嫌い」な人が
渦巻いてた業界なんですよ。
くりかえしますけど「現在」のことはわかりません(笑)
まああとは
思いのたけを絶叫してる暇があるんなら
その間に一個でも二個でもなんらかの作業を片付けてくれよ、と。
「ギャンブラー」を自覚している者は
徹底的な主知主義ですからね(笑)


さてそのように「人間嫌い」

「接客業」
成り立つの?
と業界外の方は
疑問に感じると思います。

でも逆にある程度
「人間嫌い」な側面もないと
生きていけない業界でもあるわけです。

単純な話
他の業界にはない
「お客様と仲良くしてはいけない」
という絶対ルールがあるのです。
当然プライベートの時間で
お客様と飲食を共にする
なんてのはご法度なのです。
ここで隙とか甘さを見せると
「出る台教えて金払うから」の罠にハマるってことです。

ということで
自分はこのクールなルールが
実は肌に合ってたんだろうとつくづく思います。

なので
居酒屋甲子園にしても
娘の合唱コンクールの選曲にしても
いくらなんでも「人間好き」の度合が激し過ぎる!
とか思っちゃうんですよ。

ここまでわりとあけすけに素直に語ってますが
そうすると
「人間嫌いの一面がないと生きていけないなんて
寂しい業界ね」的な感想をお持ちになる方もいらっしゃるでしょう。
経験者は語る

申し上げますと
全然そんなことはございません。
それはそれ、
これはこれ、
良く稼げば給料もあがって万々歳
という楽しい業界でしたよ。
「おお?悪い奴来た?よっしゃ
逃がさんぞー」とかなるとそれはそれで
「お祭り」でしたし(笑)

いまどうなってるのかは
わかりませんけど。


90年代じゃなくて直近のお話
いやそのコンビニで買い物してたら、
レジのすぐ脇にですね、
パチスロを打つ人が使う
「小役カウンター」ってゆう道具が
普通に置かれていたわけです。
今日。

知らない人のために
ざっくり説明しますと、
パチスロの場合は「大当たり」の図柄が
だいたい「777」だったりするのです。
で、それ以外のスイカとかベルとかチェリーとか
そうゆう図柄を一般的に「小役」って呼ぶのです。
「大当たり中」
とか
「通常ゲーム中」
のそういった「小役」の「出現率」をカウントする道具なんですね。
いたってシンプルな道具です。
小ぶりですし。
目的は「設定判別」なわけです。

この道具の一番矛盾しているのは
「判別」できたところで
もうすでに諭吉2枚逝っちゃってるんですけど、
ってゆうようなことがいくらでも有り得る、と。

まあ攻略雑誌には
各設定の小役の出現率とかが
もの凄くこと細かに掲載されてたりもしますし、
それは百歩譲って「嘘」ではないのでしょう。

しかし「正真正銘」作ったメーカーが言ってる、
それぞれの設定の「出玉率」ですら、
実際の営業で「ほぼぴったりそのとおり」にならないことのほうが
圧倒的に多いわけでして、
まして小役の出現率に確率的な偏りがないわけがない
わけでして、
ある意味凄いマッチポンプな道具だなあ、と思います。

ま、ただわたしがまだ業界にいたころから、
みんながみんな使っている感じではなかったですけどね。
10人いたら1人いるかいないかというくらいだったかなあ。

頭のなかで数えておいて
サクサクぶん回したほうが
勝てますからね。
簡単な話。

なにが言いたいかってえと、
この「小役カウンター」こそが
「業界の肥大化の最大到達地点」だったのではないか、と。
そう思うのです。

どんな業界もそうだと思いますが、
ふくらんできますと
「本体」以外の
「周辺」部分でもけっこう儲かるぞ!
ってなりますよね。
で、そのこと自体を非難するつもりは毛頭ございません。
世の中にお金がより以上に回りやすくなるわけですから。

ただその「周辺」が細かくタコツボ化しますと、
一部ユーザーがヘビー化
するってことになるわけでして
「小役カウンター」なんてのは
「一部ヘビーユーザー」の為の道具です。
まあ主に「若年層」の。

前にも書きましたが、
パチンコ店の「一番太い客層」
は「自営業関係」の熟年女性
なわけで、
タコツボ的にオタク化した層の為のグッズ
とか
「業界の王道」からは外れてるのです。

ということで、
「ちょっとした売上発生」「ちょっとした粗利発生」
ってゆうだけで
なんでもかんでもやれることはやってみる
ってゆう無鉄砲なポジティブ思考は
ろくな結果を生まないぞ
と、
わたくし個人的に思います。

いまは門外漢
なので
どうでもいいといえばどうでもいいのですが、
「全然べつな業界」に移った身として
大いに参考にしてゆきたいと思います。
90年代初頭のパチンコ店6
さて雨で楽天VS巨人の試合は
いったいどうなるのか?
ってゆう状況で、
連日の「昔日のパチンコ店」ネタをやります。

2ちゃんねるで有名な
「吉野家」のコピペってあるじゃないですか。
そのなかに
「刺すか刺されるか」ってゆう
なかなか味わい深いフレーズがあるんですけど、
これがけっこう
マジで「日常」的にあり得る話だったんですね。
「パチンコ店」という空間においては。
当時。

パチンコ店の最大の敵はやはりその
「ゴト師」とか「ゴト師集団」なのです。

簡単に言うと
「インチキ」な行為をして
不正に玉やメダルを掠め取る個人や集団
ってことです。

手口も多種多様で、
ローテクからハイテクまで
なんでもあり状態です。

で、90年代初頭
ってことですと、
まだまだ「ローテク」分野の方が多かったかなあ、と。

「セルロイド状の物体を台の隙間から
盤面へとつっこんで・・・・・」みたいな。

ということで、
ある日近所の同業他店にて
三共のフィーバーパワフルだったか
キングだったかちょっと記憶はあいまいなのですが
その手のセブン機を打っていたわけです。

そのときそのお店は「ラッキーナンバー制」
というルールでした。

「特定の図柄で当たれば
大当たりで獲得した出玉を
計数せずに、そのまま遊技続行できる」
ってゆうルールです。
顧客にとっては
ラッキーナンバーで当たれば
「現金投資」が抑えられる
というメリットがあるわけです。

で、わたしは日がな一日、
早い段階で「ラッキーナンバー」で当たって、
しかもそこそこ「当たり」を重ね、
椅子の両側に玉箱を積み上げてました。

でその日その店は「放出」の日だったのか、
周囲のお客さんもそこかしこで
玉箱積み上げまくってました。

そんなのんきな平和な時間を過ごしていたら、
突然わたしが打っていたコーナーに
そのお店のスタッフが怒涛の勢いで全員集結!!
みたいなことになりました。

わたしはお店の出入り口の方に近い、
角から2番目くらいの位置だったんですけど、
店員大集結の場所はわたしが打っていた同じ列の
入口から見て「奥」のほうの13台目くらいな感じでした。

で、怒号と汗と激しい呼吸の嵐みたいなものが、
だんだんとこっちに近づいてくる、と。

乾いた音を発しながら
床をこちらにむかって
転がってくるものがある、と。

小ぶりな果物ナイフ
でした。

で、
「おらおらおらー」
とか言いながら
何気なく一店員がそれを拾い上げ、
多勢に無勢って感じで、
ああ確かに悪いことしそうだなあ、
ってゆう人相の「犯人」を
速攻で「事務所」方面に連行してました。

時間にして2分もなかったです。

その間
わたしも含めて
「遊技を中断して立ち上がる」客は
1人もいませんでした。

で、全員何事もなかったかのように、
黙々と遊技続行してました。

とりあえず
自分が積み上げた玉箱が倒壊しなくて
よかった・・・
ってゆうような雰囲気でしたね。



90年代初頭のパチンコ店5
そんなわけで
野球の試合もないので、
立て続けにいきますか。

シリーズ3と4は
あんまし「90年代初頭」とは関係ない感じの
「一般論」っぽくなってしまっていたので、
いかにもあの時代だなあ・・・・
みたいなのを
無理矢理思い出してみようかと。

ほんと「超」がつくほどの
「単発」な記憶で、
おまえそれ嘘だろ?
って思われかねないネタなんですが、
プライベートで新宿西口のお店で打っていた時の話です。

当時、
セブン機で
大当たりしたときに開放する
大きな入賞口の端っこに当たった玉が
さらに「おまけ入賞口」にも入りやすくなり、
普通だったら2500発前後の大当たり獲得玉数が
3200発くらいに嵩上げされる、
ってゆう
鬼のように楽しい機械が出回っていたのです。
わたしの記憶が正しければ、
マルホンのパールセブンとかそうゆうやつですね。
ま、いまでは存在し得ない機種ですね。
まさに「釘師」の存在
がクローズアップされるような
そんな機種でした。

大当たり来たら、
発射角度を調整して
ちょっとでも多く入賞させるぞー!
とはりきって打っていたわけです。

90年代初頭ってゆうと、
あの「魔の月曜日」の後ですから、
「バブル崩壊」後でもあります。
しかしパチンコ業界の「バブル崩壊」は
その後20年も「先延ばし」になってたわけで
それはそれで凄いことなんですけど、
まあとにもかくにも
「パチンコ店の一番太い客層」は
やはりなんといっても
「自営業者関係の熟年女性」でした。
本人が社長なのか社長夫人なのかは
この際どうでもいいような気もします。

政子ちゃん
とか
ときさん
とか
それ系の女性芸能人とかいたじゃないですか。

で、日本中のパチンコ店に
「あなたは政子ちゃんですか?」
とか
「あなたはときさんですか?」
と見紛うばかりの斬新なファッションの
熟年女性が溢れ返っていたのです。

で、わたしが新宿西口の店で
パールセブンで「一発でも多く取るぞ!」
と一心不乱に盤面に向かっていたら
隣の台に物凄い重量感を醸し出しながら
まさに「ドスっ!」ってゆう感じで
政子orときクラスの女性が着席し、
パーラメントと香水の匂いを充満させるわけです。
ま、それくらいはべつにどうということもございません。
当時はわたしもヘビースモーカーでしたし。

ただその「話しかけられてくる予感」はしました。
場の雰囲気で。

その頃のパチンコ店の場合
やはりその「台と台との間」がいまよりは
ぎっちぎち
な感じで作られてまして
手荷物的なものを椅子の間に置いたりなんかすると
隣で打ってる客
も圧迫感を覚える
みたいな雰囲気でした。

とにもかくにも
そのおばさんが隣に座る前から
そこそこ調子よく当たっていたので、
最初はあんまり気にせずに、
盤面に集中してました。

で、「おばさん着席」後
2度目くらいの当たりの時に
「おにいさん調子いいじゃない」
とか話しかけられました。

うわあキター
とは
思いましたが、
なにせこっちは盤面に集中してますから、
なるべくニコニコしながら
「いやあおかげさまで」とか受け流すわけです。

ただ一度「話しかけられた」からには、
「盤面のみ」に集中
というわけにはいかず、
相手の動向も気に掛ける
みたいなことになるわけです。

で、「キツイ香水とパーラメントとブランドファッション」
は判ったのですが、
「足元の紙袋」が気になりました。
なんかやたらと重量感あるなあ・・・・・
みたいな。
でしかも「服装のブランド感」とは違って
どうみても「そこいらへんの紙袋」だなあ・・・・
みたいな。

で、その後わたしは比較的順調に
「当たり」を重ね、
おばさんは「鳴かず飛ばず」状態、と。

当時はいわゆる「一回交換」ってゆう、
「大当たりが終わったらその都度計数器に
玉を流す」ってゆうルールが主流でしたから、
「順調に大当たり」を引いていたわたしは、
なんども席を立ってまだ戻る
を繰り返すのです。
で、そのタイミングで
おばさんの様子を全体的にチェックするわけです。

いきおい「安い感じの紙袋」が気になるわけです。

なんか「四角四面」のものが
束になった感じのものがうずたかく積まれている
ようにしか見えなかったりするわけです。

自分が6回目くらいの「大当たり」の玉を
レシートにして
席に戻ったあたりでも
まだおばさんの台は鳴かず飛ばすでした。

そこで、
「おにいさんほんと調子いいわねえ。
あたしなんかこっちのお金使っちゃわないと
追い着かないわねえ」
とか紙袋に視線を向けながら言うのです。

ま、つまり
「現ナマ滅茶苦茶持ってる」アピール
を見ず知らずの「隣の台」の「若者(当時)」に
してきたわけですよ。

うわあ超鬱陶しい
と思ったので、
自分の「大当たり」の回数を
出来るだけ重ねつつ
「鳴かず飛ばず」のおばさんの台が
当たった瞬間

「お疲れさまです」
とか適当なことを言いながら店を出ました。

これ
マジで
ほんとうの
出来事ですからね(笑)
90年代初頭のパチンコ店4
てなわけで、
だんだんと「一店員と顧客のかけひき」的な
お話になってまいりました。

前回書いた、
「悪い常連客」の件ですけど、
「悪い」のに「常連でいられるの?」
ってことになりますね。
流れ的に。

基本「お金を使っていただいているお客様」
ですから、
たとえば単に「若干言葉が乱暴」くらいのことであれば、
そりゃもう終身常連でいられます。

ということで、
ここで「店のルール」ってのが登場するわけですよ。
お店ってのは「公共の場」というよりは
「私有地」ですからね。
「金さえ払えばなにをやってもいい」ってゆうような
悪逆非道を未然に防ぐ必要もあるわけですよ。
で、ルールを掲げて「表示」する、と。

台をかけもちしてはいけない
とか
台を「ど突いて」はいけない
とか
「食事休憩」は時間内に戻らなくてはならない
とか
もろもろありますね。

いまはどうだかわかりませんけど、
90年代初頭からの慣習は
アメリカの三振アウト法律みたいな感じで、
①ルール・マナー違反を視認したらまずは
「お願い」をする。
②それでも同一人物がまた違反をしていたら、
丁寧な口調で「注意」する。
③またやったら丁寧な口調で
「次回違反が確認されましたら入店お断り
になります」と「警告」を発する。

みたいな感じじゃないでしょうかね。
ってことで
三振というよりは四振になってるな、
これだと。

ま、すいませんちょっと
記憶があいまいなんで・・・・・・

ただまあ概ねそうゆうような流れで、
店側内部では取り決めてました。

取り決めてはいましたが、
これがまた
上述した「四振」ルールを
機械的に運用できるか
ってえと
そうはならないんですよ。
基本、「化かし合い」の世界ですからね。

まず「悪い常連客」の「圧力」の最前線に立つのは
アルバイトを含む「一店員」なわけです。

で、上に記した
たとえば「警告」とかを発する場面で仕事をするのは
店舗における「幹部社員」なわけです。
一般的な呼称ですと
「主任」とか「副店長」とか「店長」ですね。

で、「前線の兵隊」である一店員が
「あのお客様がさっき4回目のど突きをしました!
私みました!」
つって主任に報告したとします。

そこで主任はどう判断するかというと、
「その顧客のこれまでの行状」
「周囲の顧客との軋轢の有無」
「利益貢献度のレベル」
とか瞬時に記憶を総動員して判断し、
部下たる一店員に
①「わかったあとはおれにまかせろ、
みはってるから」
と言ってお茶を濁すか、
②「うおお貴重な情報ありがとう!
いますぐ入店お断り通告してくるから
周囲に人を集めてきてくれ」
と臨戦態勢にはいるか、
の2パターンとなります。

でまあ圧倒的に
①のパターンの方が多いわけです。

「一店員」の「義憤」や「つらい気持ち」
だけで物事が進む世界ではないよ、と。
しかし「ほんとうにヤバい」場合は
毅然と対応しますよ、と。
そんな感じでしょうか。

ま、あとは
「日常」ってのは基本「ダラダラ」したものですからね。
そんなに毎日のように「ドンパチ」的な
トラブルがあるわけではなかった、と。

ただ後から振り返ると
「けっこういろいろあったなあ」とも思える、と。