全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
個人経営広告宣伝費ゼロ
まあ、あまり大きな声で
言わないほうがいいのかも
とは思うのですが
インターネットの普及は
あらゆるインディペンデントな
個々人や小さな組織の
「販促」や「宣伝」に
多大なる好影響をもたらしたのは
動かしがたい事実なわけです。
そうゆう意味ではインターネット万歳です。
なんすけど
ネットとか全然知らんし
興味もないね
ってゆう方々の
経営してるお店や会社が
繁盛してる例もたくさんある。
つまり
「いまここ」
だけに集中してるというのか
ワールドワイドにお客さん呼ばなくても
全然OKっす
ってそうゆう類の商売。
おとうさんおかあさん
だけでやってる
1個100円以下の値段で
コロッケ売ってるような
そうゆうお店とかかな。
典型例としては。
そんなお店は
特段、ネット上でブログとかやったり
そんな行為は全く不必要であり
ブログ書いてる暇があるなら
コロッケ一個でも多く作るよ
って話ですよね。

わたしの関わってる農業なんすけど、
関わり始めたのが
6年くらい前で
なんにも知らない
「初心者」だったので
あれこれいろいろ調べたり
よっしゃおれの代で大きくしてやる!
みたいな野望があったりとか
いろいろありましたが
結論としては
「規模の大きくない零細農家」
なので
街の総菜屋さんと
同じ感覚でいいんだ
ってわかってきました。
もっと早く気づけよ!
って話なんすけどねw

前職が
「煽り」と「広告宣伝」
バリバリの
パチンコホール業界だった
ってのも多少影響あったかな。

私が就農した頃
というか
いまでもそうなんすけど
農業における
「六次産業化」
とか
あとありがちな
「グローバル化」
みたいなのは
お役所関係中心に
叫ばれ続けてるんですが、
基本、食べ物でナマモノなんで
それをグローバル化とか
根本的に考え方が違うだろ!
って
ついさっき気が付きましたw
生産から加工そして販売まで
ってゆう
「六次産業化」ってのは
WBSとかで
いかにも成功例として
とりあげられそうなやつですけど
冷静に考えれば
「設備」や「人件費」で
かなりなコストになるわけですよ。

個人情報なので
詳細は省きますけど
自分のところでも
いろいろあれこれいろんな
「機械」とか「設備」とかに
投資をしてみたんだけど
その分を回収できる見込みは
立ちませんでした。

なので派手に宣伝はせずに
地道にやっていきます。

お上が
農業の大規模化を促進し
小規模なところは無くなれ
ってゆう政策を無理無理進めるのであれば
もしかして手放さないといけないかも
ってちょっと心配してますけど
私は日本国内で
「大規模化」
「株式会社化」
とかは
無理だろうと読んでます。
あたるかどうかはわかりません。

で、農業じゃない、
音楽活動の方は
お客様にどんどん来てもらってナンボ
の世界なんで
ネット上の販促、広告宣伝は
ガンガンやりますよ。
当たり前の話ですが。

まあ、また暑くなるってことで
ほんとお盆以降、
夏らしくないっすよね。
予報だと少しはまた
夏っぽくなるらしいですけどね。
「広告宣伝」控えるように指示されている
本業のほうの
ブルーベリーですが
もともといろいろな意味で強い作物なので
こうゆう不純な天候でも
全然問題なく例年通りに出荷してますんで
まだ今年は味わえてない
という皆様
あと少なくとも3週間は収穫期続くので
ご安心ください。
まあ経験上
「日照り傾向で雨が少ない」
のよりは
今年みたいな方が
実の育ちぶりはいいです。
ただ、雨で実が濡れてる翌日などは
アグリハウスその他への出荷は無いので
ご理解くださいませ。
寒さと暴風雨の音で目覚める
「寒さ」ってのは
本業の主力商品
「ブルーベリー」は
出荷前に一晩「冷房23度」の部屋に
置いておくんだけど
従来の置き場所だった部屋のエアコンが
故障していて、
自分が寝泊まりしている部屋のエアコンは
活きているので
仕方なく夏の夜に厚着して寝てる
みたいな、そうゆうこと。

最初から厚着していれば
むしろ快適で問題ないんだけど
着替える前に
うたた寝
とかしちゃうと
雪山で遭難した悪夢
かなんか
で死にかかったところで
目覚める!
みたいな。

今日はそのうえ
暴風雨が雨戸を叩く音もうるさかったし。

以前にも投稿したように
農作物関連の宣伝投稿は
控えるように畑の持ち主に
指示されているのだが
支障ない範囲で言うと
JA町田の
アグリハウス忠生店に行くと
買える場合もあります。
ってのも
今日みたいな荒天の翌日は
出荷できませんし。

おかげさまで
出せば出したで
その日はほぼ午前中に
「完売」でして
今季一度も
「売れ残り」ナシ!
でございます。
ありがとうございます。
野生の勘なのか先見の明なのか
さて、本業のほうの「農業」については、
畑の持ち主より
ネット上で宣伝しなくてよし!
と指示されてるので
ネット上にいろいろ書いたりするのは
ほぼ「遊び」というか「快楽」だとすら思っている
自分としては忸怩たるものがあるんだけど
まあそれは「嬉しい悲鳴」ということで。
なので今後は一般論とかなんというのか
そんな感じになります。このカテゴリーは。

で、畑の持ち主は実母なんだけど
身近で接してるからよくわかるんだけど
とにかく「度胸経験勘」の人物なので
こちらも「就農」誘われたときに
「理論的指導」とか全然期待はしておらず
実際始めてみたら
ほんとに
長嶋カンピュータかフリージャズか!
みたいな感じで
いやもうそりゃもう大騒ぎさ
ですよ。
ほんとに。

ただし「当てる」能力は凄いっす。
ブルーベリー15年前に植えたのがまず凄い。

で実はレモンも数本植えて
かなり育ってきてて
ここの土地で育つことは証明してるんですが
なんとそのレモンをですね
「市」が力入れていく方針になったようですね。

恐るべき野生の勘ですよ。

身体も頭も使いまくり
ってところは
今現在従事してる「農業」と
以前従事してた「パチンコホール」業
とで、ある意味共通してる部分もあるんだけど
ま、個人零細農業だと
作物を絞って生産量もそんなに多くない
となれば
毎日13時間くらい営業して
新台入れ替えも頻繁にやる
みたいなパチンコホール業界に比べれば
身体も頭も全然のんびり
なんだけど
そのかわりに
一日の「粗利」が百万単位
とかはないし
どっちがいいとか悪いとかは言えない。

というか農業の場合は
それぞれの農家
あるいは農業法人の考え方で
まったくもって全然仕事のスタイル違う。

あくまで自分の推測なんだけど、
パチンコホール業界の仕事のスタイル
は、農業ほどに個人や法人毎に
物凄く違う
ってことはないように思う。

もっとも本質的に共通してるのは
やっぱりあれですよ、
「必要とあらばなんでもやる」ってゆう姿勢が
求められる、と。

「現場」にいる場合。

人にも機械にも書類にも現金にも
触れないわけにはいかないんで
そりゃもう「オールマイティーの健康体」が必要。
わたしこうゆうの苦手なんです
とか言ってられない。
みたいな。
糞尿とか害獣とか害虫とか
不良客とか不審客とか
そうゆう「外圧」も多いしw
ある意味「軍事」なわけです。
毎日臨戦態勢ですからね。

で、いま一番言いたいのは
そうゆう「外圧」に対し、
たくましく立ち向かえ!
ってゆうことではなく、
とにかく日進月歩の科学技術に頼って
少しでも楽に効率的に業務を進めたい
ってゆう。

なのでいまは
「脚立いらず」の
電動高枝切り鋏に
興味しんしんでございます。

二日酔いで
「脚立」とか
マジで死の危険ありまくりですからねw

というか
「わたしそうゆうの苦手なんです」
って部分だと
もともと「高い所」苦手だし。

ということで
農業者はなんでもできなければいけない
とか考えず
私は「低木」系の作物のみに特化しますよ。

なのでまずは「ブルーベリー」
だったのはある意味ラッキーでした。
今年のブルーベリーは絶賛の品質
いやその
「お盆」だから
といって
更新頻度落ちてるのではなく、
一応「本業」である
零細農業が「農繁期」ってこともあるし、
ライブもペース落とさずやるし、
イーグルスの試合も見るし、
高校野球も見るし、
でオリンピックも見るし、
という日々なので
アウトプット
までなかなか頭がまわらないのでしたw

ツイッターやFBでも
ちらっと書いたけど
零細農業の「主力」が
ブルーベリーなわけで
こいつは強い。

何年か前に盗まれそうになって
盗人があきらめて根が剥き出しになってた
背の低い若木を
捨てるところもないので「放置」してたら
いまは「盆栽」さながらな形状に育って
普通に実が採れたりしてますよw

で、今年は
雨と晴れのバランスがよかったのか
なかなか良い実が育ってるのでした。
岩波映画 日本発見は面白い。
スカパーで放送してたのを
47都道府県分47回
(当然沖縄は沖縄県でなく「沖縄」表記)
すべて録りためて
ちょっとずつ見てて
ああ!そうゆうことなのか!
とか気づかされる瞬間が
凄く多いわけですよ。

まだ4分の1くらいしか
見終わってない状況で
こうやって投稿するのも
どうかなとは
思いますけど
そのあたりは
フリーハンドってことで。

何が面白いってまずその
製作が1961年~1962年
ってことなので
いわゆる
「きょうびのメディア世界の
ありがちな表現方法」
のノリが皆無
と。

それと「岩波」なので
リベラル寄り表現
なのかというと
そうゆうこともなく
淡々といろんな事物をとらえてます。

だからといって
「演出」がない
わけでもなく
時折、明らかな「小芝居」もありますし、
BGMはクラシックからJAZZから
多用しまくりです。

そのへん
「観察映画」の想田作品とは真逆。

ま、でも
なんらかの「結論」ありき
の「世論誘導」的なものは
ほとんど感じません。

なので
「俳優の小芝居」
じゃなくて
市井の「職業人」の
「本音」とかがとても面白い。

福岡県
の巻
ですと
やはり「炭鉱」に多く時間が割かれてまして、
私はもちろん全く無縁の世界であるがゆえに
興味深く見るわけです。

1962年の時点で
既に炭鉱の「衰退」
始まってたんだ
ってなことを
あらためて知る、と。

石炭から石油へ
って流れですね。

で、
小さな炭鉱

大きな炭鉱
であれば
小さいほうが先に
つぶれてゆくわけです。

そこで
「小さな炭鉱」は
「小山(こやま)」
って言うんだ!
みたいなね。

こうゆうのが
琴線に触れるんですよね。

これいまのパチンコホール業界
とほぼ一緒の構図じゃん!
みたいなw

で炭鉱労働者の本音
も紹介されてて
「夏は涼しく冬は暖かい
しかも給料高い、こんないい仕事は
他にそうザラにない」
と。
ああ、そうだったのか、と。

無論、落盤事故もあるし
本質的に「命がけ」な仕事であるのは
承知しておりますが
「夏は涼しく冬暖かい」
とか
そんなことは知りませんでしたよ。
いやほんとに。

きょうびの
特に「日テレ」あたりでありがちな、
必要以上の「苦労話」強調
必要以上の「お涙頂戴話」強調
のノリとは真逆なわけです。

なんかこう
現場で撮影仕切る人
とかが
「いやいやそんなこと言わずに
もうちょっと大変さをアピールしてください」
みたいな
余計な不純なノリが皆無。

神奈川県の巻
では
相模原市の養豚業者の人が
豚一匹各々を
完全に「柵」で囲って
育てる養豚法で成功を収めている様が
紹介されるんですけど
この時のドヤ顔でのコメントが
実にすばらしい。

ま、そこは未見の人へ
「ネタバレ」を配慮し
ここでは書きませんけど
そんな考え方もあったのか?
って
驚く事必至!
とだけ強調しておきましょう。

あと鹿児島県の巻の
離島での農業者の件では
「陽射しがあまりに強いので
作業は朝と夕方のみ」
とか、
なんだ
おれの生まれる前から
冷静な人は冷静だったんだ
とかねw

そんなこんなで
ノスタルジーに浸る
ってゆうことではなく
「きょうびのメディア」が
言いそうなこと
描きそうなこと
と無縁な
「岩波映画 日本発見」は
老若男女すべての皆様に
お勧めいたします。






通年販売への展望開ける
細々やってる
「本業」の零細農業の話です。

野菜やら果物やら
とにかくあらゆる「食材」を乾燥させる
アメリカ発のディハイドレーターってゆう
「ローフード」マニアには欠かせない機械を
おじさんおばさんおばあさん
のみで営んでいる
3ちゃん農業の我が家で導入しましたところ、
おお、これだったら
年がら年中なにかしら作れるじゃん!
ってゆう感触を得たわけですよ。

で、ここ数日は
柿を剥いて切って機械にセットして
ってゆうのを延々と繰り返しておりまして
常に「手がベタベタ」だったもので
PCやスマホに触る気にもあまりなれず、
ここのブログもふくめ
ネット各所の「更新」が滞ってました。

ということで、
無農薬無添加の
「安心安全」の
「乾物」に特化して
三多摩の田舎から
オシャレな都心に売りに行けば
そこそこ「商売」になるかも
と算段しております。

ですが、
もはや「高齢」の
3ちゃん農業なので
死なない程度の「頑張り」でいきますw

久々に「締め切り」があってしかも量の多い仕事
ってのを、
農作物の収穫および選別&梱包で実施。
締め切りに間に合いません
というわけにはまいりませんので
そりゃもう必死
ってことで
ま、イーグルスの試合については
後回しでw
しかしどうも美馬はここのところいけませんねえ。

それはそれとして、
中年になっての農業参入で
しかも前職は
おてんとうさまに背を向けた
「水商売」だったものですから
農業うんぬん以前に
あの西村賢太氏が
「全く興味ございません」
と吐き捨てるように
植物に対する態度を
表明したのとほとんど同レベルで
興味持ってなかったもので、
参入当初は戸惑いの連続というより
ほぼパニック寸前の心理状態だったわけです。
で、そういう悪い状況を抜け出すために
わたしがあみだした方法は
単純に
「守備範囲を拡げない」とw

まあよくある「海外の説の受け売り」とか
をここで行うのも忸怩たるものがございますが
「選択肢の多い状況」は幸福感を阻害する
ってゆうのはやはりかなり正解なのではないか、と。

前職パチンコ業界の時も
多機種化して
しまいにはバラエティーコーナーとかできたり
とかあたりからほぼ「幸福感」なくなりましたもの。

「いいよ、そんなに」
って感じでしょうか。

ま、根っからの無精者なんでしょう。

種類多過ぎて覚えられねーよ!
みたいなw

で、農業でしょ。
初心者研修のようなものを受講しますでしょ。
ここで感じたのは当然のごとく
「植物種類多過ぎ!」とw

で、農業関係者って多種多様いろいろな人が
いますけど、
座学で人を指導するような層の方はほぼ全員
「植物マニア」
というか
「植物オタク」
のような雰囲気を醸し出してまして
自分がアラフィフで元々その分野不調法
ってことですと
「どう考えても死ぬまで彼らには追いつかねえ!」
という僻みというか諦めの心境になるわけですよ。

死ぬまで追いつかない
のが「確定」であるのならば
ま、とにかく「マニア」とか「オタク」は目指さない、
と。

とにかく自分周辺で「実績」のある作物を
「継承」し、
あとは自分の好きな「おつまみ」系をちょこまか作っていよう
と。

そうゆうわけなので
私の場合
農業に関しては
「思想性」「精神性」「イデオロギー」
等との絡みは一切ありません。
たまたま「有機無農薬」的な農法を
引き継いだだけで、
もちろん始めた者には
いろいろと考えがあってのこと
とは承知してますけど
私が「有機無農薬」的農法をやる理由は
単に「農薬買わなくてすむ」
それから「自分が農薬を浴びなくてすむ」
とそれ以上でも以下でもございません。
まえにも書きましたが
単なる「エゴ農法」でございます。

こうづらづらと書いてきましたけど、
思想性精神性イデオロギー等で
連なった各種農業団体というのか
農業集団の存在を批判したりする気もありません。

ひとはひと
自分は自分
というだけのことです。

ということで
ここに私は
「無思想エゴ農民」たることを
宣言するものであります。



辻タダオ&ブルーベリー
の販売タッグスタート!その名も
「街なかブルーベリー」
でございます。
農協というか農業の改革の件
さて、
自分の関わる「農地」に関しては、
3月中に「土壌分析」の調査結果が出るので
それを受けて
何を植えるか等の
おおまかな戦略を練るつもりなんだけど、
それはそれとして
安倍政権の「農協改革」のニュースに関しては
他のニュースに比べれば
耳をかっぽじったり
目をかっと見開いていたり
してた気もするけど
いままで補助金の類は一円も貰ったことのない
零細小規模農業者としては
一両日中にどうこうなる
って話でもなさそうなので
いまはほとんどなにも気にしていない。

終戦直後の
「農地改革」
って
冷静に考えると
掛け値なしの「大改革」なんだなあ
って思う。

でこの期に及んで
農業を再度、「改革」
すると言うのであれば
それこそその
終戦直後の農地改革
並か
それ以上のことをしないと
抜本的な問題解決は不可能だろうなあ
とも思う。

でも
戦後70年あまり、
農業もそうだし
あらゆる産業
あらゆる人々
いろんな層において
「権利」の確立は
そりゃもう凄いことになっていて
それでガチガチに固まっていたりもするから
そうそうものごとの枠組みは崩れない。
なので逆に考えれば
「国鉄民営化」
とか
「郵政民営化」
とか
実はとてつもなく凄い出来事だったのかな
みたいな。

東西冷戦が
とっくに終わっているにも関わらず
首相が日教組日教組!
と叫んでいたりする昨今の日々だし。

ということで、
世情への感想
はこれくらいにして
水商売から農業へ移った者
として
やって欲しい
「農業改革」は
特定の地べたに貼りつかなくても
農民として生きていける世界
になればいいのに
ってところなんですよね。

これはまあ実に
矛盾をはらんでる
願望ではあります。

農業従事者がどんどん減り
高齢化しまくり
ってのは
やはりなんといってもこの
「特定の地べた」に張り付かないといけない
ってゆうところの
「不自由」な感じが全てだと思うのです。

それこそ
第三次産業のパート労働者と同じ感覚で
ここの農地はどうも職場環境がよくないので
あっちの農地へ行くか
みたいな
そんな流れにするしかない
と。

いまわたし
かなり「鬼」のようなことを言ってるかもしれない
とは思います。
でも
そうやって
各地を転々渡り歩いて
いろんな「農業」を経験したのちに
「スーパー農業者」に
なる人材とかが
初めて現れるんじゃないか、
と。

ということで、
私の描く
「農業改革」は
「産地間の人事異動の活発化」
でございます。

ま、
「土地」がからむので
かなり難しい
「理想論」
だとは思いますけどねw
ゼロからスタートはまさに博打
ってゆう農業なわけですけど、
まあ、もうこうなったらなるようになれ
って感じでして
新たに借りた農地はどう考えても
「肥沃で実入りがいい」という土地ではなく
考えてみればそんな土地あったら
誰かがとっくにおさえている
ってのが世の常なわけですので
結果にこだわり過ぎずに技術や知識を習得する場所
ってゆう位置づけでいきます。
てなこというと、なにのんびりかまえてるの?
と思うかたもいらっしゃるでしょうが、
なんでそんなにのんびりしたこといえるのか
というと「賃料」がべらぼーに安いからです。
新聞購読代3か月分いくかいかないか
のレベルなのです。年間で。
で、「やはり私達の力量では無理でした」
とかいって借りるのやめたとしても
なにか罰則があるわけでもなく
というか逆に地主さん側にしてみれば
ここ気に入りました売ってください
という展開に急になっても逆にビビる
というなんとも微妙な空気もあるわけですよ。

そんなわけなので
あいかわらず、
低コスト路線で臨みます。
「資材」にはなるべく金をかけない!
と。
なのでむろん「お薬」関係も使いません。
自分の体を慮って。

どっちかというと
湿りがちな土地なので
どう考えても
当初構想してた「オリーブ」とか
全然向いてないんですけど
土壌流出防止
の為になんらかの樹木は植えないとだめなので
試しに買った苗は植えてみます。
あとその他何種類か果樹植えますよ。
ダメ元で。
いやほんと雨続くと土が流れちゃうんですもの。
で、草生栽培的に牧草的なのも植えて、果樹以外は
ハーブ類で埋め尽くします。

さて「技術や知識を習得する場所」と位置付ける
ってさきほど書きましたけど
ほんと農業の場合も
「健康法」や「原発に対する考え方」や
「憲法に対する考え方」なんかといっしょで
「正反対の立場のもっともらしい理屈」が
飛び交っているので
講習会とか研修会とかいろんな集まりに出る
とか
書籍を読む
とか
ネットで調べる
とか
いろいろやってると
門外漢的立場だった者からすると
混乱しまくるわけです。
一体誰を信じればいいのか?
みたいなね。
ですがまあここは大体の方向決めて
自分の感だけでえいやっ!といきます。
でなるべくコストをかけずに
お金は貯める方向で暮らして、
5年たってダメだったら
「水商売」に転身します。
もともとそっちの方が向いてるし。
死んでなければ(笑)
「底なし沼」って科学的根拠がない言葉なんだなあ・・・
いやその
長雨の合間をぬって
新たな貸借農地に
酸度計を持ってPH値を測りに行ったんですけど
当然のように地面がぬかるんでいるわけです。
長雨の影響で。

で、計測しながら
ずんずん斜面の奥に進んでいったら
ぬかるみに長靴が90%沈んで
危うく身動きとれなくなさそうになるんですけど!
みたいな。

ってことで
早々に引き揚げてきました。

そしてPC立ち上げて
「底なし沼」
でググる
と。

でよく考えて見れば誰でもわかるように
科学的に
「ほんとうに底の無い沼」
って有り得ないんですよね。

そんな感じで
世の中や
底なし沼の
深さを知る一日でした。
無手勝流でいくべきか緻密な理論派に習うべきか
さていよいよ新たな農地で
フリーハンドで土づくりから始めて
何をこれから植えるか考えるわけで、
それもあんまりのんびりかまえていると
いつになったら「売上」発生するの?
って話なんで可及的速やかに実行に移したいところである。

さてここのブログは
「シンガーソングライター辻タダオ」の
ライブ販促活動の為に始めたという側面もあるけど
いつのまにやら
個人的に患った「パチンコ・パチスロ依存症」脱却の為に
ほぼ365日「野球ネタ」中心
みたいな流れになり
さらには今回の農地貸借の絡みもあって
ライブ活動一時休止
とかになってて
もはや当初の目的はどこへやら
という状態なのだが
小泉純一郎風に言えば
「人生いろいろ、会社もいろいろ
シンガーソングライターもいろいろ」
ってことで(笑)

で、例えば
「土壌分析」で色々調べると
それだけでもいろいろな機関や組織や会社があって
それぞれいろいろなことを言っていて
「料金」もバラバラだ。
ただまあべらぼうに高くはなく
最大限いろんなオプション使っても
上限3万円くらいな感じだ。

あとホームセンターやネット通販で
器具を買って
「PH」だけ測って済ませる
という考え方も成り立つ。
それだと5000円くらいで済む。

でもまあそれだと
「借地」なので
前任者がどれだけ薬や化学肥料を使っていたのか
とかはわからないので
ここはプロに頼んだ方がいいのだろう。

と、
この段階でも
選択肢が無数なのが農業なのだ。

これが大学受験やら資格試験受験やら
だったら
よさそうな参考書、家庭教師、塾を探す
ってゆうだけのことなので
ペース配分というか
そうゆうことは実に単純な話なのである。

ところが農業の場合はそうゆうわけにはいかない。

各農家の事情が千差万別過ぎるからだ。

という意味では「正解」はない。

ただ明らかなのは
大規模化して集約化して
機械化&IT化&自動化すれば
そりゃもう面白いくらいに
綺麗でしかも美味しい作物は作れるのは間違いなく、
そっちの方向に舵を切るかどうか
と。

そうなると
自分のような「極小零細農家」は
農地をそういったことの出来る組織に貸すなり
売るなりして、はいさようなら
ってことになってしまうわけだ。

なのでやはり
無手勝流

「小規模零細」
の特徴を活かした
「農業カフェ」&「直売所」
併設の経営
が一番理想的な形だと思う。

思うがいまのところ
それを「会社」というか「法人」の形式では
やれないのが現状の法制度なのである。

なので安倍政権の政策に関しては
注意深く見ているんだけど
農業政策に関して
そこまで細かい部分はまだ不透明である。

不透明ではあるが
予測としては
「極小零細」農家に有利な政策は
まず出てこないだろうと思う。

という未来予測

ふまえ
やはり無手勝流農業&日銭商売
の方向でいくのが吉だろう。

アラフィフで参入した
ということを考えると
エコロジーとかイデオロギーとかとは
全く無関係に
あくまで「おれの都合」というか「エゴ」で
やはり自分の身体かわいさもあって
できるだけ「有機無農薬」の路線でいこうと思う。

で、
有機無農薬の作物だ
やったーヘルシーだあ
と消費者の方が
自宅に買って帰り
いざ台所でまな板の上で包丁振り下ろしたら
虫がたくさん出てきました
ってゆうリスクも当然あるので
そうはなりにくい作物を選択する
と。

無手勝流とは正反対の
「緻密な理論派」陣営に属している、
と思しき方々の傾向を見ていると
やはり「各種資材、薬剤」を購入させたい
的な側面があるような気がする。
ただそれは
※あくまで個人の感想です※
なのであって
私はそういった方々を敵対視するつもりもない。

といろいろ考えていると
現代農業ってのは
「個人の意思」のありようによって
どうにでもなるんだなあ、と
あらためて痛感する。

大規模化法人化で
TPP大賛成!
の人もいるし
不耕起農業
とか言ってる人もいるし。

「表現の自由」問題で
前々回あたりの投稿で
吠えたんだけど
「農業の形態の自由」の方が
もしかして危ないんじゃないか
とか思う。

思うけど悲観はしないようにしよう。

ってことで就農先に泊り中
デスクトップPCのブラウザを
グーグルクロームに変えたりなんかしてますが、
IEで農業関連サイトとか
かなりたくさんお気に入り登録してたんで
若干鬱陶しい気分になってますよ。

それはそれとして
最新の農業機械とかググって動画見ると
ほんともう完全にSFの世界ですよね。
実際もう「工場」と変わらない感じです。

まあわたしのところは
婆さんと中年
という零細「2ちゃん」農業なので
そんな大がかりな機械化農業を
やる予定はいまのところないんですけど
土と戯れ始めて早や30年という
母親と比べると
自分の場合は「水商売あがり」
なものですから
正直なところ
やはりなるべく省力化したい
と強く思うようになってきました。

草取りも完全人力ではなく
機械を使って楽したい
とか思い始めてきているのです。

ただその
母親が極力機械を使わない理屈もわかります。

機械は「事故」と直結してますからね。

使わなくて済むのならそれでけっこう
ってゆう
そうゆうことなんですね。


農業死亡事故って平成22で398件だそうで
そのうちの7割くらいが「機械」がらみで
あと年齢構成だと死亡事故の8割以上は「高齢者」である、と。

ま機械はともかくとして
私自身はアラフィフでど素人状態で参入してますので
とにかくちょっとでも楽にやる工夫は怠ってませんよ。

夏場なんかは
「身体が涼しくなるグッズ」
はなんでもかんでも買って試してますし。

ベテランの母親は
そんなもの邪魔だからいらないだろ
的な
たくましさを常に発揮してますけど
自分は
「おれはもやしっ子だからね」
って開き直ってます(笑)

それとここ2年
絶対に「素手」で作業はやってませんし。

昨今取沙汰されてるマダニも怖いんですけど
普通にアシナガバチとかに刺されるのも嫌だし
真夏のブルーベリー畑なんかは素手でやってたら
速攻で蚊に喰われまくりますし
とにかく用心に用心を重ねております。

母親の手は
いかにも「土にまみれた」手ですが
私の手が
まったくもって
そこいらへんの酒好きのおっさん
と全然かわらないのは
そうゆうことなのでした。
まあなんとかなるだろう。
新たな農地を借りて
4月1日から開墾することになった。
個人情報保護その他の関連で
詳しいことはまだ書けないし、
4月1日までは勝手にその土地に入ることもできない。
で、外から眺めてはいたんだけど
実際にそこの「土」を踏んだのは昨日が初めて。
やはり眺めるだけではわからない
「土の感触」ってのがあって
自分たちが従来やってるブルーベリーの畑
と比べると、
土そのものの量があまりなくて
「硬い」感じの触感だった。
貸してくれる地主さんも
長年手をつけてないので
いいともわるいともなんともいえない
というお話。
自分たちがやろうとしてるのは
オリーブなんだけど
土壌調査その他をやってみて
もしかして他の作物にしたほうがいいのかもしれない
のだけれど現時点ではまだわからない。
そうなったらそうなったでまた考えるだけで、
地主さんもそのあたりは
臨機応変でOKと言ってくれたので助かる。

調べたところでは
「土浅め」でも
オリーブは育つようだけど
まあ
あんまり焦ったり拘り過ぎたりしないようにしよう。
とりあえず2年の「研修」修了。
「農業後継者」の。

ましかし、
概ね2か月に1度
のペース
だったので
そんなに凄いことでもなんでもないわけです。

まあホッとしましたよ。

で、これで何かの資格を得られるとか
そうゆうことではないんですけど、
とりあえずは
「業界のアウトロー」にはならずに済んだ
って感じですかね。

JAであれ、国を筆頭とした「行政」であれ
「情報」と「人材」のネットワークを持ってますからね。

まあ「新自由主義」を支持している層の皆様や
「有機無農薬栽培」を支持している消費者の皆様からは
圧倒的に評判が悪い「JA」や「日本の農政」であるということは
私も重々承知しております。

承知しておりますが、
なにしろ自分自身は
地盤も能力的根拠も何もないところから
始めてますので
すべてにおいて「フラット」な心情で臨もうと思ってます。

で、毎度毎度の
「エゴまるだし」で恐れ入りますが
基本的に「自分の身体に浴びせたくない」って部分が
大きいので
やはりできるかぎり「無農薬」は続けたいとは思っています。

思っていますが、
「農地面積2倍」になって
どうなのか?
ってところはほんとまだわかりません。

既存の「ブルーベリー畑のみ」の運営であれば全然大丈夫ですけどね。