全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
車、電波、原発、電気その他。
まあその景気はあまりよくないので、
従来なら「盤石」だった産業も
ここぞとばかりに宣伝の雨あられなわけで、
犬のお父さんを筆頭に
携帯キャリア各社もガンガンCM流すし、
自動車関係も
「エコカー」にからんで
「最新技術」がいかに凄いか、がらみで
相当宣伝枠使ってるし、
さすがにもろ「電気」がらみ、の東電関係の広告は
いまおとなしめなのだが、
それは差っ引いたとしても、
結局、なんらかの「機器類」を使用することが
「豊かな人生」につながる煽り、
は変わらないわけだ。

ぬるめの燗

あぶったイカ
のみで
人生過ごし切る
というのは
ダメなのだろうか?
って思う。

とはいえ、
わたしはエコロジストでも
ベジタリアンでもないし、
そうゆう崇高な思想の持ち主には
死ぬまで絶対になれない、と思う。

思うのだが、
ただ、
これからの政治家に求められるスキル
として
IT駆使できるか否か
はかなり大きな要素かな、と真面目に思う。

1億何千万という人口をかかえていて、
現状それを使いこなしている政治家が
ほぼ橋下徹氏のみ
ってゆう
そこのところが問題なのではないだろうか。

もう完全に「反射神経」の世界なのだ。
理知的にデータ収集してじっくりことをかまえる
ってゆう
時代ではない。

思想の左右
がどうこう
ではなく、
尖閣問題以降
の民主党の「反射神経の鈍さ」は
国益にとって致命的だとわたしは思う。
なにしろ「高度に発達したIT社会」の意味すら
よくわかっていないし。
さらにそれに適応しようという意欲すら皆無だし。
仙谷とか菅とか鳩山とか前原とか枝野とか、
そこいらの人たちが。
野田首相もだが。

あらためて言う。
民主党左派は
IT技術とか
ネット社会とか
を甘く見過ぎたし、
最早再浮上のきっかけも皆無であろう。

で、自分たちの為に
そういったものを「弾圧」にかかれば、
そこでもう「命取り」であろう。

まさに完全に「詰み」の状態だ。
まあその豪華な「おまけタイム」があった、と。
20120415f-e
9回表のガルシアの同点2ラン
は、ほんと、まさかの!?
って感じでした。

ただ
そのイニングのうちに
勝ち越しておかないと
キツイなあ、
って感じだったんで、
塁上きれいに掃除されたあと、
「無死」の状態からの牧田三振
がちょっとね。
どうなのか?
みたいな。
さすがの武田久も動揺してたように見えただけに。
というかまあ武田久であるがゆえに、
その後簡単に3人で片づけたのかなあ・・・

前日から
連敗なわけですが、
まあ敗因は
いざというところで一本が出ない
ってゆう打線でしょうね。
前日の牧田の打球をもぎとった陽の超美技以降、
流れが悪かった
ってのもありますけどね。

ただ自軍もそこそこ「好守」やってるんですけどね。
それを良い方へ持って来れないんですよね・・・・・

最後「イニングまたぎ」
の片山があっさり中田に1発浴びたわけですが、
「状況」にビビッてる感アリアリでした。

フルカウントまでいって、
「歩かせたら負けだな」
と思ってたところでホームランだったので、
逆に「稲葉のサヨナラ2塁打」とか
「スレッジのサヨナラ犠飛」とかよりは
まだサバサバ割り切れるかな、と、
個人的には思います。

一日おいて、
2回り目の「対ロッテ」ですが
「開幕3連敗」の時のローテではない、
というところに希望の光を見出しましょう。

ダンスのスキルの世代間格差
ってことで、
格差
ってことになると、
圧倒的に「高年齢層」の方が
優位に立つことが多いような印象を
受けてしまうのであるが、
細かくいろいろみてゆくと、
全然そんなことはなく、
特にこの「ダンス」に関しては、
どう考えても「若年層」の方々に
「優れた才能」が集中しているのではないか、
と思う。

なにしろ授業で「必修」になっている、
とか
全く知りませんでした・・・・・

自分が子供の頃は
マジで
「運動会のフォークダンス」のみ
でしたからね。

あとは町内会の盆踊り
ですか。

でもそれは踊ったりはせずに、
周辺でいたずらばかりしてた記憶しかないし・・・・・

自分の場合、
たとえば
ほろよい加減になって、
あいやささ
とか言いながら
フラフラするとか
そうゆうのは全然抵抗ないんですけど、
シラフの状態で
真面目に踊れ
とか言われたら
ちょっとそれは嫌だなあ、って思っちゃいますね。
すいません。

なので、
シラフの状態で
ダンスの練習とか
ガンガンやってる娘の姿とか見ると、
「隔世の感」ですね。
采配に疑問を感じる試合でした。
20120414f-e
終わってみれば、
武田勝
とか
スレッジ
とか
自軍にとっては「鬼門」になってるプレイヤーに
いつものようにやられた、
ってゆう
そこのところが悔しいですね。

ヒメネスよく投げてただけに
勝たなきゃダメな試合だったと思います。

苦手意識のある相手
に対する
苦手意識
を払拭できない感じが
また続くのかあ・・・・・
みたいな。

ヒットはでるけど
決定打が出ない打線
の件ですが、
送りバント3回失敗
のうち、
最終回の阿部は
まあ本人が悪い、と思います。
でもあとの2回はちょっと、
「サイン出す側」もどうなのか?
って正直思いました。

初回の高須強攻策で失敗して
尾をひきずったのでしょうか。

気にしなければいいのに、
とか心配してたんですけどね。

特に6回の無死1、2塁での
テレーロへのバント指示は
ちょっとどうだったんだろう?
と。

低打率ですけど、
徐々に調子もあがってきてて、
「走攻守」揃ってるのもわかってきて、
この試合では
「レーザービーム送球」で失点防いだりとかもしてて、
わりかしノリノリだったところで、
「バント失敗」でしたからね。
若干疑問に思いました。

そこそこ脚力もあるわけですから
まだ
普通に打たせて併殺
の方が
見てる側からすると納得がいきます。

10安打打った
ってことと
ヒメネスマジで使えるのが判った
ってのは収穫だったので、
あとはほんと
選手もベンチも
もうちょっと皆
「強気」でイケイケモードになればいいのに
って思いました。

この試合に関しては
ほんと短期的な結果の良し悪し
でベンチが右往左往し過ぎたように
私には見えました。

あと、
テレーロのレーザービームで
右手負傷した嶋の症状が
軽いことを祈るのみです。

なにはともあれ勝てて良かった。
20120413f-e
田中斉藤対決で
盛り上がりが期待された試合ですけど、
序盤から両投手ともに球数が多く、
若干ダルい試合でした。が、
なんだかんだで、
ロースコアーで収まったのは
さすが
ってことなんでしょうかね。

主審のストライクゾーンが
狭かったのは間違いないんですけどね。

というより、
あのグダグダな斉藤から
2点しか取れない
ってのはちょっとどうなのか
って思います。

まあでも
勝ててラッキー
と思いましょう。

マサヒロさんも
序盤のグダグダを切り抜けた後は、
昨季の良い時
に近い投球になりましたし、
ラズナー三者凡退で
完璧でしたから、
まあ「型」はできたかな、と。

打線は松井ガルシアが戻ってきたのは
いいとして、好調だった阿部を下げて、
内村だったのはどうなのか?
みたいな。
ちょっと微妙な感じですね。

内村にしろ
松井にしろ
調子出してもらわないと
困るって部分もあるしなあ・・・・・

あとテレーロが盗塁決めた
ってのは
そこそこ大きな収穫だったと思います。
会社を辞めて自営業者になって一番良かったこと。
それは「髪型自由」ですね。
なんつっても。

前職は「接客業」の会社でしたから、
そりゃ制限はありますよ。


長いほうもアレなんですけど、
短いのも制限あるわけです。
「お客様が恐がる」ってゆうね。

わたしはもうとにかく、
なるべく短いのがいいんで、
そこのところは
ちょっと不満に感じてました。

上司の方に
「五分刈りくらいアリとかだめっすかね?」
って聞いたら
「論外」って即答でしたからね。

そんなわけで、
昨今は理髪店においては
「スポーツ刈りでお願いします」
の一点張りでございます。
実にさわやかな気分になりますよ。

夏の暑さ加減によっては
五分刈り
も視野にいれております。
五時に夢中で笑っていたら悲惨な車事故が、
京都で
起きていた、
ってゆうような
昨日だったわけですけど、
私も新たな職業の必要上
教習所に通ってたりするので、
なんとも複雑な心境ではあります。

自分の場合は
「サーキットの狼」の
スーパーカー世代なので、
「車文化」を否定する動機はないのですが、
それとは別に
「自分がはねられた」
のと
「人がはねられるのを見た」
ってゆう経験もあるので、
「車サイコー!」って言いきる動機もないのです。

で、さらに
それとはべつに、
「酒好き」だったし、
長年勤めた「前職」が
「免許も車も不要」だったので、
その時点までは「車問題」は
わたしの人生には無関係なのでした。

なので、
こうゆう悲惨な事件が起こると
ちょっと気が滅入りますね。

「要普免」ってゆう条件の職業も多い昨今ですし。

わたしは
「酒好き」という個人的趣向もあり、
成人してからは
「車」そのもの
にほぼなんの興味もなく、
それでもべつに何の支障もなく
過ごしてこれたんですけど、
実際問題
「要普免」でなくてもべつにOKな
職業ですら「要普免」に無理やり
なっているのではないか?
とかちょっと疑問に感じるときもあります。

営業
とか
不動産
とか
ほぼ100%「要普免」なわけですけど、
でもその会社の「商圏」によっては
逆に車とか邪魔な場合もあるんじゃないか、と。

ま、それはそれとして、
どっちにしても
今後「もみじ」のマークの車とかが
爆発的に増えるのはまちがいないわけです。
このまま放っておくと。
「持病」を持っているのか?
持っているならそれは何なのか?
とか、
もうそうゆう問題じゃないです。

車は「危険な鉄の塊」である、
ということを前提に
政策を立てないと、
昨日のような悲惨な出来事は
何度でも繰り返されるでしょう。

地方都市が
「車なしだと生活できないんですけど」
ってゆう状況になっていること自体が
そもそもの間違いだと思うので、
そこいらあたりから
抜本的に見直すべきでしょう。

基本的に
「車を運転できる」
のは
一部の天才
のみ
とかにしてくれれば
わたしも苦労して免許とる手間が
省けるんですけどね。

馬車とか牛車とか飛脚とか

復活
でもいいですし。



ってことで、5時に夢中木曜日は凄い。
ツイッターでつぶやきもしたのですが、
司会ふかわりょう
コメンテーター岩井志麻子&西村賢太
ってゆう布陣で、
来週はこれに「愛甲猛ファン」を自認する
新潮社の編集者の人も加わる、と。
治外法権ですね。
ほとんど。

西原理恵子降板
というのは伝え聞いていたのですが、
「モロに発語しなきゃいいんだろ」的な
進行になってて、
逆に益々「過激化」してるんですけど、
みたいな。
下ネタの占める割合が。

西村賢太氏の「スター」っぷりが
また凄い。

芸能プロダクション
とかのしがらみが無いぶん、
現在の「毒舌スター」の有吉氏とか
を遥かにしのぐ
「もの凄い打球」を飛ばしますね。
びっくりします。

執筆活動中のBGMは
「稲垣潤一オンリーです」って断言したり、とか、
ネタだとしてもほんとだとしても
いずれにしても可笑しな話でしたよ。
特にどうこう言うこともない試合かなあ・・・・
20120410e-l
塩見が「相性の悪い」浅村に
あっさり被弾してから
なんか悪い方へ悪い方へ、
と自分で勝手にハマっていったような印象でした。

仮にも「プロ」野球なんですから、
そのへん次回以降は改善して欲しいですね。

元来「被本塁打」の多い投手で、
それが「短所」なんでしょうけど、
「打たれたものはしょうがない」くらいの
開き直りも大切ですよね。

被弾後の一回り後とかに、
「意識過剰」で無駄な四球とか出しちゃって、
それが追加点に繋がったりしてたので、
気持ちを大きく持ってマウンドにあがりましょう、と。

ま、あとは
中継ぎ抑えが不安定
ということが明らかな
ライオンズの「先発岸」を8回3分の2まで
もたせてしまった
自軍打線もふがいなかったですね。

マルチヒット
を3人記録してますが、
相変わらず「ここぞ」ってところで出ない、と。

その「ここぞで一本」が出なかった
牧田ですが、
スイング自体は悪くなかったので
戦列復帰できた
ということは歓迎しましょう。

問題は
「セカンド」
「DH」
「レフト」
の3枠がここ2試合
あまりにも低調、と。
あとフェルナンデスもですが、
春先のフェルナンデス
にあまり過度な期待は禁物なので、
上記3枠の打撃陣がもっと奮起しないと、
ちょっときついかも。

今年も「統一球」による
「投高打低」傾向は続いているようなので、
うっかりすると
「連続イニング無得点記録」のどツボにはまりかねません。

ただほんと
「調子の良し悪し」で
猫の目のようにオーダー組み替えるのがいいのか、
内村なら内村、
銀次なら銀次、
テレーロならテレーロ、
鉄平なら鉄平、
と「我慢して固定」で臨むのがいいのか、
この試合を見た限りにおいては
全く判断つきません。

ベンチの皆様のご苦労
お察しもうしあげます
としか言い様がないですね。
ははは。





そう言えば、趣味「散歩」だったんだ。
やっぱその「震災後」、
すっかり忘れてたんですよね。

神経的な病にも罹ったりなんかしてね。

それはおそらく「震災」とは無関係なんですけどね。

多摩市は散歩には最高の土地なので、
ぼちぼち歩き始めますよ。
羽根モノの芸術性について1
このカテゴリーで避けては通れない話題である。

羽根モノ
ってゆう種別に属する機種には
「工芸品」的な
「芸術性」が
まちがいなくあるのだ。

いわゆる「デジタル台」とは違って。

しかし、デジタル台に芸術性が皆無、と
言いたいわけではない。
そうではなくて、
「羽根モノが過度に芸術性に富んでいる」と。
ハンパないくらいに。

これは「無かったことにしよう」
ってゆうふうにしてはいけないジャンルだと
わたしは思う。
人類として。

次回以降徐々に語ってゆこう。
妻子には大変評判の良い試合となりました。
20120408b-e

2時間12分で終わりましたからね。

今季初完封負け
ってことで、
まあ木佐貫が良かった
とサバサバと割り切りましょう。

前日は少ないチャンスの場面で
ことごとくタイムリーが出たんですけど、
今日はでなかった、と。
ただ単に。

下柳6回2失点
なら十分な仕事ぶりだったと思います。

あと「三振とれそうもない」投球が続いていた
ハウザーが三者凡退で後藤から三振も取ってたので、
徐々にスキルアップしてきてるのかなあ、ってゆう
印象がありましたので
そこは収穫でした。

それはそれとして、
「サード バルディリス」にやられた感じもします。
ヒット2、3本損したような。
こうゆうロースコアーの試合では大きいですよね。

なので次回の先発下柳戦は
先発セカンドは内村でもいいんじゃないかなあ、
とかね。
「守り合い」の要素が強くなると思うので。
助っ人の皆様で勝てましたね。
20120407b-e
ってことで、
リーグの中で、
純然たる「中位」になってますし、
まあまあな出だしですね。

ヒメネスに早くも勝利がついて、
しかも7回3分の2まで投げたってのは
今後を考えるとデカいっす。

テレーロとフェルナンデスにタイムリー出たし、
助っ人さん揃い踏み!!
みたいな。

テレーロはちょっとゆるいゴロだと、
右打者なのにあわや内野安打!みたいな脚力あるので、
ほんとに「慣れて」くれると脅威の戦力になるなあ、
って思いました。
まだちょっとわかりませんけど。

というかソフトバンクの
盗塁数がハンパないので、
「テレーロも盗塁できるぞ!」
ってなってくれると
対抗できるんだけどなあ・・・・
ってちょっと夢みてみました。

なんだかんだで、
前日「悪夢のような同点劇」を喰らった
のを
ひきずらずに勝てたのは良かったですよ。

あらためて
「前の日は負けなかっただけオッケー」
って思えますもんね。

昨季終盤の「サヨナラ負けのオンパレード」
のことを思うと、
今年のチームは一味ちがう!!
と勇気づけられる勝利でした。


さてこのカテゴリーもボチボチいきますか。
第5位
2005082l-e2
ってことで、
「心のベストテン競技試合編」なんですけど、
順位はね、まあ暫定ですかね。
5位にしましたけどね。

で、伝説の男西口の試合ですよ。
これ、
グーグルで「2005年8月27日」っていれるだけで、
いのいちばんで表示され、
youtubeのリンクも2番目に出ます。
という事実にまず笑ってしまいました。

9回パーフェクトの投球を西口がやりとげたのです。

ところが「我らの一場」も力投しまして、
西武打線を無失点に抑えた為に、
延長戦になってしまったのです。
西口視点に立つと。

伝説の男西口の
「相手投手が一場」ってゆうところに
わびさびを感じざるをえません。
いまとなっては。
その一場の投球数が178球ってのも
「伝説」に風味を加えてくれています。

ちなみにイーグルスの先発オーダーは
沖原
佐竹
吉岡
山
礒部
益田
トレーシー
斉藤
藤井
ってゆうね。

で、10回表に沖原に被安打して、
西口の「パーフェクト」「ノーヒットノーラン」は
達成ならず、と。
ただの「1-0完封勝利」だったと。
ま、「1-0」の完封勝利だって、
なかなか出来ないことですけどね。
凡人には(笑)
延長10回投げ切っての「1-0」完封ですもの。

そんなわけで
200年に一度あるかどうかの試合だったと
掛け値なしに思います。

カテゴリー「世相」で書くか「野球全般」で書くか、
迷ったんですけど、
「世相」かなあ、と。

なんの話かというと、
先の「MLB日本開幕戦」であるところの
「アスレチックスVSマリナーズ」は
MLBの規則、というか、
ベースボールという競技の
絶対的な「原理原則」通りに
「延長戦は回数も時間も無制限」
であったのに対し、
今季の日本のプロ野球の試合は
昨シーズンの「震災による節電の必要性」を加味した
「3時間半以降新たなイニングに入らない」という
ローカルルールをまた続行、と。

ってなことを、
贔屓チームのイーグルスが今季初の引き分け試合を演じ、
改めて、
「なんだかなあ」と思いました。

ま、ただ私は日本国民なので、
そのことに対し、
何が何でも反対といって、
手足をバタバタさせながら
おもちゃ売り場や
たいやき屋台の前で
大騒ぎをする子供になるつもりもございません。

つもりもございませんが、
基本的に「決着がつくまで時間無制限」という
野球の原理原則
ってゆうものが
グローバリズム至上主義
的な観点からすると、
「絶滅すべきコンテンツである」ってゆう
結論に至るのだろうなあ、ってのは
容易に想像がつきます。

「決着がつくまで時間無制限って
バカなのですか?電車とかどうするんですか?」
って思うんですよね。
合理主義者やグローバリズム至上主義者は。

野球原理主義から言わせれば、
「そんなの関係ねえ」
って話ですよ。

というか
「本当の人間」に
なりたいのであれば、
「あらかじめ決められた時間のなかで
なにもかもをおさめる」
なんてなことは
拒否すべきことではないでしょうか。

とは思いますが、
「代理店的視点」
に立つと、

スポットで広告を打つにしたって、
終わる時間
とか
合間の時間
とか
が細かくわからないんじゃ話にならないわけです。
変なタイミングで広告流したら
逆に反発を食いかねないし。

ま、なにはともあれ、
野球は「時間概念」に関しては
そもそも「効率性」を求めていない競技なのであって、
それ以上でも以下でもありません。

で、そうであるがゆえに、
あえて
「野球排斥」
に向かうのか
「野球擁護」
に向かうのか
ってゆう
人間としての態度の問題なのです。

昨今の「君が代」斉唱チェックうんぬん問題

さておき、
そのへん、
特に「インテリ」と目される人材の発言には
注意しようと思いますよ。

経済至上主義的観点
から
「野球の非効率性」とか
を説く輩がいたら、
それはそれで正しいことなのかもしれませんが、
絶対にともだちにはなれません。

野球が嫌いなら嫌いで全然かまわないし、
そのことを表明したってなんの支障もありません。
それだけなら。

というか
我が家の妻子も野球嫌いだし、
自分だけが野球を見ているし。

ひとのことは放っておけ!
と。
いやほんとに。

ということなので、
「商売の邪魔」だから
と考え、
あえて「野球つぶし」にかかる
バカども
に関しては
言論で血祭りにあげます。
それも脊髄反射的に。

野球を縮小方向に
意図的に導こうとする者は
人類の敵です。

他の競技が盛んになることを
邪魔するつもりは一切ございません。
むしろ幸せになる人が増えればいいとすら思います。

ということで
様々な問題があった野球界を
あえて俎上にのせ、
発展の為の提言をするのでなく、
ひたすら縮小方向へ、
ああだこうだ、と罵詈雑言を浴びせる者は
少なくとも正岡子規の示した
言葉のあや
もわからぬ、
野蛮人なのでしょう。

なにかあれば
逐一攻撃しまくります。

これに関しては
自分の肉体が尽きるまで
ブレません。
マサヒロさんが徐々に調子を上げてきたぞ!
20120406b-e
まあその開幕戦では
らしくない打たれっぷりで、
途中降板のうえ、
しっかり「敗戦」も記録されたわけなので、
この試合に関しては9回2アウトまで点を取られず、
なおかつ「敗戦」もつかなかったので、
御の字としましょう。

天敵金子も
開幕に出遅れて、
しかもどうやら「万全」ではない、
ってことは
ほぼ「がっぷりよつ」なわけで、
それで引き分けだったのですから、
そんなに悔しがることもありますまい。

勝てなかったのは
「9回2死から2点リードを守れなかった」
マサヒロさんが悪いってことにしておきましょう。
この際。

他に
かなり凄い凡プレーをしでかした人達、
とかいましたけど、
それもこれもマサヒロさんが
きっちり抑えていれば
なかった話だったりしますし。

やはりその
9回2死からイ・デホに打たれたセンター前ヒット
なんですけど、
わたくし「リアルタイム視聴」してたんで、
「えええええ?詰めが甘過ぎいいいいい!」
って叫んじゃいました。

さてそんなこんなで、
マサヒロさんで勝てないのかよっ!
ってなると暗くなる一方なので、
明るい材料を探します。
というか
けっこうたくさんありますよ。

まずショート阿部けっこうイケる!
みたいな。
攻守ともほぼ申し分なしでしたよ。
しかも「天敵金子」から2安打1死球で
「全打席出塁」は実に良い出来事でした。


あとは聖澤、嶋とか
絶好調な人たちが、
また結果出しました、
ってのと
そこに高須も加わってきたよ、と。

前の試合で今季1号を打った牧田が
「太ももの張り」とかで、
スタメンに名を連ねてなかったのは
痛かったですけどね。

牧田がいつまたフル出場できるのか否かは
かなり大きな問題だと思います。

思いますが、
仮にそれがダメでも
中村、中島でなんとかしてくれよ、と。

それとこの試合
「バント失敗して併殺」
が2度ありまして、
いまのところ
どちらのケースも
サインだったのか個人の判断だったのか
情報がありません。
いずれにしても
「バントをする場面」ではなかった
と私は思います。
意思の疎通をしっかりして欲しいと思います。

とにかく勝っていれば
聖澤とマサヒロさんが大ヒーローで
後々語れ継がれる試合になってただろう、
と思われるだけに残念でした。

若手を育成しながら
チームを底上げしつつ
勝ち星を増やしていく、
ってゆう風にならざるを得ないのはわかります。

負け試合かな、
と思って
若手に切り替えたら
あれよあれよというまに追い上げて
とか
そうゆう試合もあるじゃないですか。
前の試合みたいに。

そうゆう場合に
「谷底に子供を突き落す」
的な指導法に徹するのか、
ある程度
明確に「チームの方針」を示して
最終責任はベンチが取る、というのか
そこいらあたりがちょっと不明瞭な印象あるなあ。
ここ2試合のイーグルス。

でも「対戦カード一巡」とか
全然まだまだ先なので
慌てることはないのでしょう。

そう信じることにします。

※スコア画像の表示で球場がクリネックススタジアム宮城
になってますけど、京セラドームですよね。どう考えても。
でも面倒くさいので修正画像を貼り直したりはしません。※



あともう一本が出ない打線もあれですけど、
20120405e-h.jpg
ブルペン陣もかなり不安ですね。
こんな調子だと。
ハウザー、橋本はちょっときついかなあ。
加藤大は1度好投してるので、
まあ様子を見るとしても。
というか、
そこそこ「実績のある」
川岸とか山村とか有銘とか
あるいは去年前半少し活躍した美馬とか
そのあたりの人たちではなく、
ハウザーや橋本が登録されている
というところに辛さがありますね。
ガルシア帰国中だから、ってことかな。

打つ方では
「高須がチャンスメイクのみで
打点のつくヒットは打たなかった」
ってところかなあ。
ま、シーズン長いのでそのうち本領発揮するでしょう。
ピントとか上園よりもグダグダっぷりが
酷かったですからね。
で2点しか取れないのは
なんだかなあ、って思いました。
(ピントよりは四球も少なく制球が定まって
いるように見えた上園ですが、なにしろ
肝心なところで棒球投げ過ぎ!でした)

あとは2番かなあ。
相手の1,2番が鬼だったんでね。

自軍の1番聖澤は本多以上の鬼っぷりを連日発揮中
なので、銀次なのか内村なのか誰なのか
不透明感漂ってますけど、
なんとか聖澤で作った勢いを止めない2番になってくださいよ。
銀次でも内村でも早いもの勝ちでお願いします。

牧田に早めに今季1号が出たのは
明るい材料でしょう。

というか
次はあれですね
「牧田に打点がついた試合で勝つ」
ってのも課題ですかね。

ま、ベンチワークを見ても
「若手育成を兼ねながら戦っている」
印象はあるので、
まだそう慌てることもないでしょう。
銀次が先に退いて、
枡田には4打席与える、とか、
完全に「精神鍛錬」の世界ですもんね。
枡田はまだチャンスあるのか微妙ですが、
「重圧のかかる場面」で打たないとね。
やはりね。
自分でなんとかしてください。
としか言い様がないです。

あと「走られまくり」の件は
相手に舐められるレベルのピッチャーが
登板していた為なので
そう気にはしてません。

そんなピッチャー出すなとも言えませんし。
なにしろその人たちしか一軍登録されてなかったので。
首相が出たクローズアップ現代見たんだけど、
ほとんど説得力皆無に見えたので、
わたしは一国民として
野田首相からの「説得」には応じない
という態度をとることにします。
もともと応じる気があったわけでは
ございませんが(笑)

「命がけ」その他
美辞麗句使いまくりの
「必死の姿勢」が
逆に怖いんですけど、という印象が
強すぎるくらいに強すぎました。
イメージ戦略という点においては
完全に逆効果だったんじゃないでしょうか。
私という人間に対しては、ですけどね。

ただじゃあ誰か他に
強力に支持したい人物なり
勢力があるのか、というと
完全無党派層なので
特にアテはございません。

様子をじっと見るくらいですかね。

とりあえず、
選挙があすあさってにある
って話でもなさそうですし。

誰が何をどう言っているのか
どのような行動をとっているのか
くらいは薄く広く見る、と。
祝戸村プロ入り初勝利!
20120404e-h
戸村は去年よりは危なっかしい感じでなく、
強い球投げてましたから、
マジでどんどん勝利を積み重ねて欲しいところですね。

序盤、超絶不調のペニーを
足がらみでサクッと攻略したのは
よかったですね。
聖澤3盗塁をふくめチーム5盗塁とかね。
でも相手にも走られまくりで両チームあわせて
12盗塁ってパリーグタイ記録ですってよ。

晴れてるけど粉雪舞ってたり、
強風の吹く時間もけっこうあったり、
で「変な試合」でもありました。
エラーも多かったし。

で、自軍はペニー以外からは
ほとんど打ててないうえに
6回の頭から登板して
ひとつのアウトも取れずに降板した
加藤大が点火したソフトバンク打線の勢いが
ちょっとヤバかったっす。
最終回はマジでヒヤヒヤものでしたよ。

ま、でも追いつかれずに
戸村に勝ちもついたので
ほんと良かったっす。

8回ハウザー初登板で無失点でしたが、
かなり「結果オーライ」な内容でした。
三振とれてないし、
いい当たり多かったし。

青山でいくと思ったんですけど、
まあ
長谷川、高山、本多
ってゆう並びだったから
試すには丁度いいシチュエーションだった
ってことかな。

そのへん今後は微妙な印象でした。

祝塩見プロ初完封勝利
20120403e-h
まあやはり相手に先制されず、
自分で先に点とれば勝てる雰囲気になりますよね。
ってことで、
塩見が初回のピンチを切り抜け、
フェルナンデスがサクッと先制ホームランを打った、
ってのがデカかったと思うのですが、
まあ物凄い悪天候のなか
「プロ入り初完封の塩見は立派でしたね。

「開幕3連戦でスタメン出場した野手」
では
この試合で西村が打ったので
あとは枡田だけですかね。
今季無安打は。

で、
出番の少なかった鉄平が貴重なスリーベースとか
やはりフル出場する感じではない高須が2ベースとか好守とか
ありましたので、
野手における「チーム内での競争」に関しては着実にレベルアップ
しているのではないでしょうか。

去年までなら、
ガルシアが「夫人の出産帰国」した時点で
暗黒感漂ってたような気もするのですが
今季はそこそこいろいろカバーできそうなムード感じます。

※スコアの画像で
ビジターチーム「M」になってますが
もちろん「H」、ホークスとの試合でした。
めんどくさいので画像の修正はしません。※
いや加齢による能力低下は免れがたいですね。
ってことで、
最近はツイッターでもブログでも
ほろ酔い加減で適当に書いて、
あとで読み返して、
「部長。くだ巻くのはいいけど、
そろそろ鬱陶しい感じになってますよ」
って部下の人が言いそうな印象がある場合は
速攻で削除してます。
恐れ入ります。
ってゆうか最近多いです。
ははは。

9年前に初めて自前のサイト作った当初は、
「一度公開した文章をあとで削除するなんて
武士道に反する」とか頑なに信じ込んでたりもしました。

ここ2,3年は
全然そんなことはございません。
あっさり転向、というか日和ってます。
恐れ入ります。
「愛」の強要はやめていただきたい。
さて番組改編期なので
いろいろと長時間な特別番組とかが
放送されてたりするのだが
いちばん違和感があるのが
誰かが芸を披露していて
それを同じ空間で眺めている同業者の人の
表情なりリアクションなりをわざわざ映しまくる
ってゆう、
ありがちな演出である。
きょうびのテレビで。
もちろん「昭和の時代」には
一切なかったものである。

これって必要なのだろうか?

わたしのようなひねくれた人間からすれば、
「完全に無駄」な演出だと思う。

技術を使って小画面で映すにせよ、
カットを割って映すにせよ、
そんな画面いるか?と。

全然いらないと思う。

誰かが
技芸を披露しているのであれば
それに集中させてくれよ
と単純に思う。
そこだけ映せばいいじゃん!!
と。

同じ会場にいる同業者のリアクションとか
真面目にどうでもいい話なのだ。

というか、
わたくし思いますに
「特に面白くもない芸に下駄をはかせる」
というような効果を狙ってるのかな、ってね。

そのへんマジでちゃんと考えた方がいいと思いますよ。

「ものすごい技量を持った芸人さん」が
「素人に毛が生えた程度の芸で涙ぐむ図」とか
映したら
そりゃ共倒れになりゃしませんか?
と。

あなたたちは
単なる「互助会」ですか?
と。

いやほんとびっくりするくらい
そのへんの線引きが最近ゆるすぎると私は思います。

特に物真似系なんかは顕著ですよ。

仮にもプロの人間が
その程度の芸になんで感動したりするの?
ってゆうか
それは「プロの演技力」なんでしょうが、
それで一体だれが得するの?
って私は思います。

リアクションの濃い人
って
そりゃまあ「貴重」な人材なんでしょうけど、
いちいちその都度なんでもかんでも
リアクションを求め
それを映すことによって
人類愛を表現するなんてのは
ただの偽善なので
明日から一切合切止めて欲しいですね。
腹の底から気持ちが悪いです。

この世の中には
「反応」することそのものに
嫌悪感を覚える人間もいるのだ、

いうことに
想像が及ばないんだろうなあ・・・
単細胞なテレビ局員は・・・・・






ロッテに3タテ喰らうのであればSBに3連勝とか
20120401
そうゆうこともあるんじゃないかなあ、
あればいいなあ、
ってゆうくらいに大きく構えましょうか。
ははは。

2ケタ勝利と新人王
がほぼ確実そうな藤岡に
軽くひねられた、
って感じですね。

ま、でもその藤岡から2点も
取ったわけですからね。
希望の星銀次のタイムリーは
見事でしたね。

というかそこ以外に
ほとんど見せ場なかったなあ・・・・・
加藤大が良かったとか、
聖澤が追加点を防ぐサードへの好送球をした、
とかそれくらいかなあ・・・・・

相変わらず守備では
ゲッツー取り損ねとか
三塁線を無抵抗で破られるとか
やってるし・・・・

この3試合全て初回に先制されて
一度も勝ち越してない
ってゆう
猛烈に悪い流れなんで、
とにかく「初回を無失点で切り抜ける」
ってゆうね。
それさえできれば勝てるんじゃないでしょうか。
ははは。

打線に関しては
ほんとどんな場面でも
強いメンタリティーでバットを振りぬく
ってゆう、そこのところが銀次以外誰も出来てない
感じです。
牧田とかテレーロあたりは
完全に相手のペースにのまれちゃってる感じですね。
初球のど真ん中直球を見逃したり
かと思うと初球から糞ボールを空振りしたりとか。

身体のキレ
とか
スイングスピード
とか
そのへんは悪くはないどころか
例年より確実に良いと思うので
もっとシンプルな心持で
打席に立ってほしいものです。

思想の左右とかいまの私にはどうでもいいんだけど、
少なくとも「朝日新聞」ならこう書く、
とか
「読売新聞」ならこう書く、
とか
「日本経済新聞」ならこう書く、
とか
「毎日新聞」ならこう書く、
とか
「聖教新聞」ならこう書く、
とか
「赤旗新聞」ならこう書く、
とか
そのあたりの「語法」ってものの
「存在」を教えたうえで、
言語教育をすべきなのだ。

しかしながら
政党間の争いもあって、
そこいらへん
着実には出来てないと思う。

いまは民主党政権下なので、
民主党に不利な情報は出ないだろうし。

なのでほんと
「自分の頭」で考える
ってことは実に重要なことだろう。
天声人語的作文
他の桜より早くから鑑賞できるということで
河津桜は地元の市民はもとより幅広く国民的に
愛されてきた。そうであるが故にその「花見」をめぐる
イベントについては多くのボランティアや、また
地元ではない他地域からのギャラリーの善意の行動によって
支えられてきたのだ。
本家本元ではない木更津市で河津桜を育てようという
NPO法人を立ち上げた35歳男性と知己を得た。
彼は自らを「河津一郎」と名乗る。
「ちょっと東映ヤクザ映画っぽいですけどね・・・」
と言いながら頭を掻く好青年である。
「なんというか河津であって河津でないんだけど、
それはそれとしてやはり河津桜を広めたいってゆうか
そんな感じですね。」と。
そのような「善意」が集まってこそ、
「河津」だけのものだった「河津桜」を幅広く多くの国民が
鑑賞できるようになるのである。
とかく「知財」というと「著作物」一般を思い浮かべがちなのが
「消費社会」に生きる者の性向である。
しかし大地の根から生み出される河津桜のようなものこそを
大切に共有していく努力を我々地球市民は重ねていくべきであろう。

天声人語は役に立つのか?の件。
かれこれ何十年も朝日新聞社が「作文の見本」として
「御子息の教育にお役立てください」ってゆうような
ことを猛烈アピールして販路拡大を図っているようだが、
「さて、天声人語で感動させられることがあったであろうか?」
と声を大にしていいたいところである。
朝日新聞のお偉方の言い回しを使うと。
なにしろ「主語」がないうえに
「いついかなるときも」「うえから目線」である。
それも根拠とかデータとか
基盤となる情報の裏付けはあまりない
扇情的な言い回しのフルスクランブルだ。
「反知性主義」の拡大を狙っているんだなあ、
としか思えない。
「天声人語」が「受験国語」のサンプルになっている
ということそのものが
「異様」な事態であるということを
日本国民は心の底から知るべきであり、
「天声人語」のような文章を書いてしまったら
それは人生の汚点である、というくらいに
考えたほうがいい。
というか逆に
「天声人語」的にあえて書いてみる
という
娯楽にいそしむのも
ひとつのレジャーとして成り立つのかもしれない。
初期デジタル台の時間の流れ方。
三共というメーカーが作った
「フィーバー」から始まった
「盤面中央の三つ揃いで大当たり、
しかも1回の当たりの出玉多め!」
ってゆうエポックメイキングな出来事により
インベーダーとかに奪われた客層を奪い返して、
その後加速度的に急進していったのである。
パチンコ業界全体が。
で、当時「盤面中央」にあったのは
いま、現在の「高画質な液晶画面」ではなく
3つのリールという部品から構成された
「ドラム式」と呼ばれる物体であった。
そこだけ見れば「デジタル台」と呼ぶのは
いかがなものか?って話になるのだが、
しかしその「大当たりを出す出さない」を決定していたのは
遊技台内部のIC回路を使用した電子制御部品なので、
ま、とにかく「図柄が揃ったら大当たり」ってゆう類のものは
このカテゴリーにおいて「デジタル台」と呼ぶことにする。
盤面中央の物体の形状がどうであれ。

と、
言葉の定義をはっきりさせたところで
話を進めよう。

80年代初頭から
80年代終わりにかけての
デジタル台というものは
前述した「ドラム式」か
あるいは「ドット式」のどちらかである。
ドット式は極小の豆電球の消灯点灯によって
数字なり図柄なりを表現する形式のもの、
である。

ということで、
きょうび全盛の「液晶画面による
細かい映像表現を使った演出」
ってゆうようなものは一切なかったわけだ。

ドラムが一定の速度で回り
図柄を3つ確定させる
大当たりでなければ
一定のタイミングでまた回り始める
の繰り返しのみである。
ドット式でもほぼ同様の動きだった。
大当たりになったらなったで、
盤面下部のアタッカーと呼ばれる
入賞口が、所定のタイミングで決められた回数だけ
開いたり閉まったりする、と。
ほんとにそれ以上でも以下でもない
「ただそれだけ」の世界なのである。

エヴァンゲリオンの世界観
とか
冬のソナタの世界観
とか
そうゆう「他のもの」の世界観というものが
介在する余地は一切無かった、と。

そこがいま現在とは
最も異なる点である。

高画質液晶において
「登場人物」
の細かな動きを観察する、という
要素は皆無であった。

ま、つまり
「恐ろしく単調」な遊びだった、と。

「単調」である
ということを裏返すと
「いつどこで当たるのか全く油断ならない」
ということでもある。

液晶画面や液晶周辺のギミック部品の作動状況の多寡
などで、あらかじめ「大当たりするかしないか」の
予想がつきがちな
昨今の機種とはほとんど全く別の世界なわけだ。
「パチンコ」ってゆう同じ名前だけど、
本質的には全然別な遊技
と断定しても良いのではないか、と思うくらいに
違っていた。

さて学生時代に世田谷区経堂で
ハマっていた頃のデジタル台ってものは
まさしく
「恐ろしく単調」な仕様のものだったのだ。

同一図柄がふたつ確定し
いわゆる「リーチ」状態になったからといって、
特になにか盛大な音が鳴るわけでもなく、
また図柄の動きのスピードが変化するわけでもなく
776とか778とか
「うわー惜しい」って位置で止まろうがなんだろうが
とにかく全てが一定のペースで事が運ぶわけだ。

わたし自身はこの「単調さ」が
実に好きだったのである。
そこに何か奥深いものを見た気になっていたのである。

というか
「演出」という要素がないぶん
おそらく自分自身と向き合っていたのだろう。

シンジの動作が
ミサトさんのセリフの語数が
とかが
自分の思考に
入り込む余地がないのだ。

そこにあるのは
自分

単調な動きを繰り返す台
のみ
なのである。

それと周囲の台がどの程度の間隔で
当たりが出てるのか、と。

それ以上の「細かい」ことは
ほとんど何も考えてなかった。

そのシンプルさが実に楽しかった。

デジタルが何回回転したか?
とか気にするわけでもない。
百円玉を何枚突っ込んだか、のみ
である。

まちがいなく
いま自分が向き合っている
パチンコ台とか
パチンコというジャンルそのもの、とか
そうゆうことではなく
全然べつな
ああ、おれはこの先どうやって生きていったらいいのだろう
とか
おれはいま物理学と数学と文学をどう融合させるのか
とか
あらぬこと

考えていた時間の方が長かった。

それが「パチンコ店で流れる時間」
だった、と思う。

もちろん当時からいた「プロ」の方々は
全然べつな思考回路で店内に居たのだろうし、
そこいらは個々人千差万別だろう。

ただあくまで「遊技」である
ということであるならば、
わたしはごくごく真っ当に
パチンコと接していたのだろうと
振り返ると思う。
若干「負け過ぎ」な気はしますけどね(笑)