たとえばあの震災の当日からしばらくは
音楽どころじゃない
的な日々がやはり続いたし
実際「唄いたい」「弾きたい」
「曲作りたい」なんてゆうような気分は
雲散霧消していた。
がしかし
緊急時に不要不急だから無くなってもいい
とかそうゆうことでもない。
イーグルスの選手の何名かが
震災直後
正直に
「野球やってる場合なんだろうか」と心情を吐露してたけど、
「娯楽」ってのはそうゆうものなのである。
やらないよりはやったほうが楽しい
と思う人が
楽しくやればいい話なわけだ。
いまそれをやっても楽しくない
と思えば
やらなきゃいいだけの話だ。
ってことで何かのCMで言ってる
「ノーミュージックノーライフ」とかでしたっけ?
ちょっとそれは大げさなんじゃないの
と思うタイプの人間なのである。
自分は。
というか
「楽しくなければならない」
ってゆうのがそもそもの間違いなんじゃないか
と
時々思う。
とか言って
世をすねてひきこもろう
ってことじゃなくて
人生
「ある程度楽しければそれでいい」
んじゃないだろうか。
四六時中楽しくないといけない
というような考えは
身体に毒なのではないか、と。
というようなことを何故思ったのか。
それは昨今隆盛の「マーチングバンド」の
映像を見たからだ。
自分が中高生の頃
マーチングバンド
とかほとんど見たことなかった。
でまあ中二の娘が吹奏楽部に入部したこともあって、
ここ2年
そういった映像を見る機会が激増してるんだけど
そりゃもう凄いのである。
全国レベルの学校だと
演奏
も
演技
も
「完璧」なわけですよ。
入場料払ってでも現場で見たい
と思わせるものがあるわけですよ。
じゃしかし自分がそれをやりたいか
と問われれば
「むりむりむりむり」って感じなわけです。
まず
「一糸乱れぬ統制のとれた動作」とかが
無理。
つい「ふらふら」したくなっちゃう性格なもので(笑)
ましかし自分は無理だからといって
マーチングバンド
というジャンルそのものを否定するつもりはございません。
実際見てて「すごいなあ」って思いますし。
簡単な話、
「音楽やるならマーチングバンドのようにあれ」
とか
声高に言いだす人が現われさえしなければそれでOKです。
そんな指示に素直に従ってたら3日でストレス死する自信あります(笑)