全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
さあ堰を切ったかのようなヤスジ語りいきますよ。
2005年にこのブログを立ち上げて
「谷岡ヤスジ関連」というカテゴリーを設定しておきながら
これまで活用してこなかった理由として
前回「谷岡作品の過激さ」ということを述べたわけですけど、
その他でデカいのは著名人の「濃いヤスジファンのヤスジ語り」
の存在もあるわけですよ。
でしかもヤスジ好きが語る濃いヤスジ論
って「絶対数」は多くないんだけど
濃いだけにどれも面白い!!
みたいな。
なので通りすがりの一農民
の自分が参戦するには
ちょっと敷居が高いなあ
みたいな部分もあるわけです。
あるわけですが
「人間どうせいつかは死ぬ」
と考えれば
有名無名も関係ねえ!
ってゆうのもありますので
今後なんの遠慮もなく書くわけです。

ということで
今回は谷岡ヤスジの「言語感覚」に触れましょう。

よく使われるのが
「OOしたりなんかして」
とか
「OOしたりなんかしち」
とか
そうゆう広川太一郎的語尾ですね。

ヤスジマニアを自称しておきながら
この「なんかして語尾の多用」が
ヤスジが先なのか広川太一郎が先なのか
実は知りません。
というか
どっちでもいいような気がします。
この際。

ただ広川氏が意識してたかどうかは
わかりませんが
「んなーんちて」は
ヤスジ専売語尾になってました。

で漫画本編のネームの語彙は
それはそれとして
谷岡作品の「タイトル」ってのも
かなりキテるわけです。

前回挙げた
「チクリ先生としょの一味」
だの
「格言カッパ」
だの
といった特異なキャラが登場してたのが
「アギャキャーマン」
とか
「ベロベーマン」
とか
その類の
いわゆる「村(そん)」がよく登場する作品群なわけです。
その他
「アニマルぞろぞろ」
であるとか
「オノケゾリッチ」
であるとか
「バカが行く」
であるとか
「シデー世ですこと」
であるとか
とにかく「村(そん)」中心の
シュールな展開多目の作品のタイトルは
上記のように
全て「一見人生の深みとか何も感じさせない」
わけです。
「もっともらしさ」
はひとかけらもないわけです。

実際
「人生の深み」
とか
「芸術におけるもっともらしさ」
とか
を追求するとして
「アギャキャーマン」
とか
「ベロベーマン」
とか
そんな題名つけるほうがおかしいわけです。
おかしいんですけど、
ヤスジ師匠は
べつに「芸術表現の深み」を
放棄していないのも事実です。

というかむしろ
漫画のタイトルが
ベロベーマン
だろうが
アギャキャーマン
だろうか
そんなこたあ知ったこっちゃねえ!!
みたいなところが
谷岡ヤスジの真骨頂なのですよ。

ということを考えると
逆に
「谷岡ヤスジの世界の中心からOOを叫ぶ」
みたいな作品も
読んでみたかったような気もしますね(笑)

ということで
だんだん面白くなってきたので
次回以降
谷岡ヤスジの鋭敏な言語感覚
の世界に
どんどん踏み込んでいこうと思います。
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