ヤスジ礼讃投稿です。
昨今の出版状況では
回顧的リリースもあまりない「ヤスジ図書」でして、
時折「アンソロジー」的書物が
出るくらいなんですよね。
長らくの間。
「濃いヤスジファン」にしてみると
「薄く」感じる書物でも
そこに「アツいコメント」を寄せてくれる人は
基本的に「みんな大好き」な自分です(笑)
そうゆうところは単純です。
ということで
中崎タツヤ氏が
好きな作品
として挙げてくれた作品の件に触れます。
これはですね
わたくし思いますに
「人類最高の芸術作品」
なのではないか、と。
ということで精魂込めて
「濃いヤスジファンの著名人文化人」
の皆様のアツい文章の数々に
負けないように
なるべく「わかりやすく」説明します。
なんかこう「狭い一本道」で
「侍と馬」が対峙するわけです。
どっちかが引かないと
先に進めない
みたいな。
でまた馬はごく普通に
「人間語」というか「日本語」を
しゃべるわけです。
で、
「どけ!」
「どかん!!」
「どけ!」
「どかん!!」
とか始まるわけですよ。
もうこの時点で
ポテチとか床にちらばるくらいな
「大爆笑」を
自分はしてます。
そして「侍」が
「馬」に対し
「お前がどかないなら斬る!」
と宣言するのです。
で「馬」がどうするのか?
ここからが
ほんとうにすごい
「谷岡芸術」だと思うんですけど
「馬」は「侍」に対し
「おまいさんにワシが斬れるかな?」
みたいなことを言い出すんですよ。
「?」マーク連発したりなんかして。
で侍の方は
「何故斬れん?」
みたいなリアクションになり
しかしそれでも斬る!!!
ってなった瞬間
「おまいさんにワシは斬れん
何故ならばワシはキーキーキルキルキレン
つまりキ行変格活用だからだ
恐れ入ったか!!!」
とか言うわけで、
実際お侍さんは
斬らない、と。
ということで
このエピソードは
いま私が語った前後の
展開もかなり凄いですよ。
マジで。
言論表現美術芸術活動
に関わる皆様は
最低限これくらいのレベル
の表現活動は
維持して欲しいものだと
心底思います。