「甲子園と吹奏楽部」の件は
最早「旬」の話題ではないんだけど、
あえてとりあげよう。
というのも最近ライブのMCとかで
あえて「微妙に旬ではない話題をとりあげる」
のがマイブームだからだ。
「永六輔さん亡くなりましたねえ」とか。
アンタッチャブルが出てきていきなり
ザキヤマさんが
「いやあそれにしても北酒場は流行りましたねえ」
とかいう
あの手法である。
で、吹奏楽なんだけど
甲子園優先して
コンテスト不出場
ってゆう
それが「ニュース」になる
ってのが
まず凄い。
最早、世の中の「主流」じゃないですか。
私の高校生の頃は
「ユーフォニアム」なんてのは
林家正蔵師匠以外
誰も興味ナシ
ってゆう世界であり
業界関係者以外に説明するときは
「チューバのちっちゃいやつです」
とか
頭掻きながら
「生まれてきてすみません」的な態度で
揉み手したものだった。
それがいまや
ユーフォニュアムコンテンツが
堂々と萌えているわけだ。
まさに「隔世の感」である。
で話は高校時代の
「部活予算分捕り合戦」にまで
さかのぼる。
いまの高校の部活のありかた
とかよくわからないのだが
私の頃は
「生徒会」という組織のもとに
部活の予算会議
ってのがあって
部長が出向いて
ああだこうだと論戦を戦い
一円でも多く自らの「部」に
予算を勝ち取ろうとする
という仕組みだった。
で私の在籍時は
吹奏楽は「部」の要件を満たしておらず
「同好会」扱いだったのだ。
部員数、過去の実績
等にかんがみて。
「生徒会」という
「政治」の場では
山本太郎となかまたち
よりもさらに「弱小」の立場だった。
なわけで
とにもかくにも
「ティンパニー」
せめて購入させてください
とか
お涙頂戴式で訴えても
なしのつぶてであった。
そんな高価なもの買ったら
全体のバランスとれないじゃん!
って非難ごうごう。
で、吹奏楽同好会悲願の
「ティンパニー」購入よりも
当時、格式と伝統があった
バドミントン部の
「シャトル購入費」の予算が優先された。
ってなことで
いまやオーボエもファゴットも
コントラバスも
各種特殊な打楽器も
どこの学校も軒並み所持してるんだけど
「予算」の割り振りかた
とか
ある時期を境に
劇的に変わったのだろうか?
吹奏楽マイナー時代
を
知る者としては
実に不思議な気がする。
政治的に「強い」業界関係者が
台頭したんだろうなあ
ってのは
想像できますけどねw