「私小説」を読むのは面白いけど
自分の家族親戚関係に
「私小説」書かれたら嫌だなあ
って思う人の方が
どう考えても多いとは推察される。
自分の恥部とか暗部とか
さらさないでくれよ
みたいな。
でも「書きたい」人
は
そんなの関係ねえ!
なので
止めたくても止められない
ってのもあるし
でも
過去「プライバシー」がらみ
の訴訟もあって
書かれた側
が勝つ場合もあったわけだ。
ま、それは
必ずしも「家族親戚」関係って話じゃないけど。
で、また私の場合
「書きたがり」の者を抱えてたりするわけだ。
それも複数以上。
血縁関係内で。
思想言論表現の自由ってものが
あるので
それは止められない。
露骨には止められないが、
なんとか知力を尽くして
止めようとは考える。
そして
あなたに書かれるくらいなら
おれが書く
と遠回しに言って
あきらめさせる。
そして
結局
なるべく自分を美化して自分の都合のよい
「物語」を作るのだ。
赤裸々な自分
を
見せたい
とかまるで思わない。
と
枡野浩一&小谷野敦
対談
をネットで読んで思いました。
二人の対談内容だと
私が前段でダラダラ書いてきたのと
まったく逆のことをやろう、やりなさい
って流れなんで
やっぱそれはちょっときついなあ
みたいなね。
とりあえず記憶が薄れないうちに
書いておきましたよ。