典型的な「バブル世代」であり
実際「バブル」を謳歌したのも確かだし
そのことそのものを悔やみも恨みもしないし
後続の世代の人達に
申し訳ないなどと
思う筋合いもない。
で、もちろん
あれだけ楽しかった
バブルよもう一度!
とも思わない。
たまたま
自分の世代は
ラッキーだった
と。
それだけのことだ。
自分は
「グルメ」
や
「ファッション」
にも
興味なかったし
丸井のバーゲンにも
行ったことがなかったし
なので
バブルの泡にまみれなかった
孤高の人間なんだ!
と主張しようと思えば
やってやれなくもないんだけど
なにしろ
性格が「軽い」ので
そんなたいそうなことは言えないw
ひとつだけ言えるのは
あの時代は
とにかく「満たす」「埋める」
ということがほぼ人生の全て
みたいな空気だった、と。
家?なきゃ買え。
車?免許取ってカーセックスだあ。
恋人?嘘でもいいから作れ。
海外旅行?どこでもなんでも行け。
みたいなね。
ま、これは大雑把な感想なので
みんながみんな
そうだったとは
もちろん言い切れないし
「変な人」も
それはそれで
たくさんいたような気もする。
ただ
「満たされなきゃいけない」
という空気は
間違いなくあったと思う。
2017年現在
そうゆう空気が
一切ないのは
歓迎すべきことだと思う。
人として
「完璧」ではなくて
何かが欠けている
と。
それを
そのまま主張しても
大丈夫な感じ
は
バブル時代
よりも
いま現在のほうが
強い。
空気なんか読まない
剥き出しの「個人」
が
正々堂々
渡り合う
ってゆうね。
「完璧」に向けて
走るんじゃなくて
アホか馬鹿か
ってゆう個々人が
そのまま突っ走る
ってゆうね。