10月16日所沢
パCS1st第三戦
L2-5E
勝ち宋
負け野上
ウィーラー1号
枡田1号
浅村2号
ってことで
ファイナル進出決定。
1st全体の流れから言えば、
イーグルスサイドからしてみると
「菊池以外ならなんとかなる」みたいなの
あったんじゃないっすかね。
ラスボス感強すぎ!
の菊池のあとであれば
なんでもどんとこい!みたいなね。
だがしかし、どんとこい!とはいえ
シーズン終盤に試しまくった「小技」を
本番でガンガン使う、と。
これが2戦目の嶋のスクイズなんかで
まんまとハマりましたね。
でシーズン終盤全然「勝ち」がつかなくて
結局「2けた」いかなかった岸が
涼しげな顔で好投。
継投も決まって
普通の野球っぽい
4-1のスコアで勝ち。
茂木はシーズン当初の感じに
戻ってきてるし
なんというか
シーズン序盤の圧倒的打線
と
シーズン終盤の小技多用打線
が
うまいことミックスされてきたところで
最終戦をむかえられたのが
1stの「勝因」だったと思いますよ。
ライオンズ打線のお祭りムード
消失してましたからね。
カモにしてたはずの美馬なんだけど
「あれ?きょうは意外にいいのか?」
ってやってるうちに逸機の連続!
みたいなね。
イーグルスの方は
四球でもらったランナーを
内野安打で還す
とか
暴投でウィーラー一気に2塁から生還
とか
地味な「足技」のみで序盤得点。
で野上と美馬の両先発が
早め継投で降りてから以降の
中継ぎ陣の投げ合いは見応えあったっす。
この大一番での高梨、宋、とか
ヒヤヒヤしましたが
まあほぼ危なげなし。
牧田、野田もエラーや四球ありながらも
要所はズバッと三振で斬ったり上々。
力と力の勝負みたいなのもあって
見てて面白いには面白いんですけど
こうゆう場合
1人くらい打たれちゃうのが
出て来るんだよなあ
それがウチの投手じゃなきゃいいなあ
と気をもみながら見てたら
たまたまそれが
相手のシュリッターだった
ってゆう
つきつめるとただそれだけの
試合だったのかもしれません。
なんですけど
8表、2死フルカウントからの
ウィーラーの1発はほんとに強烈でしたよ。
スイングも音も飛距離も
呆気にとられました。
テレビの前であってもw
あの飛ばされっぷりには
さしものシュリッターであっても
動揺するでしょうね。
あのブライアントの横で
マウンドで崩れ落ちる
渡辺久信
の時も
それまで「打たれる気が全然しない」
はずだったわけですよ。
時は巡り、いまはこれ
って感じでしょうか。
でさらに、1軍でどうしても
一皮むけずに早くも齢30の
永遠の帝王枡田の
ポストシーズン初ホームランですよ。
これは打球うんぬんもまあ
逆方向で凄いんでしょうけど
そんなことより
ここで枡田が打った!
ってことに
生まれながらのイーグルスファンは
感極まるのですよ。
最終回松井が浅村に
ソロ被弾したので
これまた貴重な1本!
ライオンズ時代のサファテから
ホームラン2本打ってる
「大物打ち」なので
FSでも期待できますよ。
各種報道で言われてるように
私もこの1stは梨田采配に一日の長が
あったと思います。
思いますが、
ここまできたら
「近鉄監督経験者に
日本一監督ナシ」
ってゆうのを打破すべく
ファイナルもなんとかしてくれー
ってところです。
なんすけど
ローテがきびしいんだよなあ。
試合勘やら勢いやらは
こっちにある
と思って強気でいくしかないっすね。