全力リラックス!辻タダオ
おぐまゆきとのユニット「中前適時打」メンバー辻タダオのブログ。生年1964、生れ高松、育ち三多摩、元々の「本籍」は那覇、多摩市在住町田市勤務。中学吹奏楽部 町田市立忠生中学校 ・高校吹奏楽部 都立町田高校 ・大学ビックバンド 立教大学NSH 職歴 パチンコホール業界 →ブルーベリー農家。大阪近鉄からの東北楽天ファン。中前適時打は2016年4月結成。作詞作曲、key&vo 漫画原作等を手掛ける。心の師谷岡ヤスジ。無党派。表現規制反対派。ピアノはコードブック派我流。断煙断酒断パチ継続中。
星野仙一逝く。カテゴリーは「野球全般」で書く。
ここのブログには
「訃報」というカテゴリーもあるんだけど
そっちは使わない。
その方が故人の遺志に沿うと思うので。

まず当然のことだが
「星野仙一」を語るに際して
星野仙一だけ
星野仙一ひとり

語る
という流れには
普通の野球ファンなら
ならないだろう。
芋づる式にどんどん
いろいろな名前が出て来る!
それが野球見てきた者の
習い性というやつだ。

星野を語るならまず宇野だ!
とか
いやいややっぱりONだ!
とか
前任監督野村
という要素も外せない
とか
原とのつながりはどうなのか
とか
巨人にいきたかったのかどうなのか
とか
日本一の名アナウンサー
島村俊治とも親交深いぞ
とか
落合、金本、等の
セ監督時代にトレードで獲った大物選手との関係は
とか
イーグルスの「星野チルドレン」達は何を思う
とか
あともっとも気になってるのは
松井稼が西武に戻り
渡辺直人が楽天に戻り
という、この、ごく一部の者には
「ドラマチック」に映る人事の流れに
絡んでいたのかどうか
とか
新旧織り交ぜまったくもってキリがない。

私個人として
星野仙一の長い球歴のなかで
最も印象が強いのはやはり
監督時代の
「2003年の阪神」だ。
あえて「楽天」の2013年は外してそちらを挙げる。
2013年に関しては「東北楽天」カテゴリーで
散々あれこれ書いてるので「重複」になるし。

NPBが出してる公式の
年間観客動員数推移データ
阪神のを見てみると
2001年:2077000人(野村監督最終年)
2002年:2678000人(星野監督就任年)
2003年:3300000人(大補強でリーグ優勝)
2004年:3523000人(岡田監督就任)
2005年:3132224人(※この年から実数発表)
となっていて
まず2004年以前は
「実数」ではない丼勘定発表だった
ってことにあらためて驚くんだけど
それにしても
2001年→2003年の推移は
「もの凄い」としか言い様がない。
ちなみに2001年のセリーグの年間観客動員数は
中日の方が多くて242万人だった。
阪神より中日の方が30万人以上も
多かったということで
阪神は観客動員数「リーグ3位」だったということである。
そんな時代もあったのだ。
まさに
まわるまわるよ時代はまわる(©中島みゆき)
というやつだ。
野村監督が地味に
遠山→葛西→遠山
とかやってた頃も面白かったが、
とにもかくにも監督星野が
観客席を眺める動作をしながら
「まだまだ空いてるなあ」とか
やたらと煽ってた記憶が鮮烈にある。


オリックス近鉄の合併問題に端を発する
選手会のストライキという「大事件」が
あったのが2004年で、
特に読売渡邊、オリックス宮内、の両オーナー
が主導して半ば強引に進められようとしていた
「1リーグ10球団化」の球界縮小案は
結果として幻に終わったのだが
それへの「歯止め」には間違いなく
阪神の飛躍的観客動員数増という
直近の現象も絡んでいたように思う。
そして2004年球界の激動期、
現場から退いていた星野仙一は
自らの「サイト」を持っていて
明らかに「選手会」寄りの文章を
矢継ぎ早に発表していたように記憶するのだが
残念ながらいま現在はその「現物」を確認できない。
そのうち発掘されるとは思うけど。
ま、とにもかくにも
このクラスの野球人で
「自らサイトを持って発信もする」
という行為を実施していたのは
当時星野仙一以外には
あまり見当たらなかったと思う。
自分が見聞きした範囲内では。

では以下に
「2003年6月22日の巨人ー阪神戦」を
現場で見た直後に当時自前のサイトを
始めたばかりの私が書いた文章を
コピペして今投稿を終える。
星野仙一の名前は全く記してないんだけど
そのシーズンの阪神の印象の鮮烈さが
伝わってくると思う。
時代はまわるし自分もまわる
という感じだw

6月22日(日)の試合結果

巨人 - 阪神 16 回戦 18:00 東京ドーム
                計
阪神 3 0 2 0 0 0 0 0 0 5
巨人 0 0 0 0 0 2 2 0 0 4

  終了 阪神11勝4敗1分 観客: 55000 人
[投手] 阪神 : 下柳-久保田-ウィリアムス
巨人 : 木佐貫-真田-前田
[HR] 阪神 : 金本9号[ツーラン]
巨人 : 清水7号[ツーラン]
[勝ち] 阪神 : 下柳 3勝 2敗
[負け] 巨人 : 木佐貫 4勝 3敗
[S] 阪神 : ウィリアムス 1敗 19S

今シーズン初の生観戦。会社の福利厚生で「当てた」チケット。
嫌いなドームも少しは愛しく感じられてしまうくらいに
「久しぶり」のスタジアムの感触だ。

で5時15分くらいには
着いちゃったが
まあ、まったりと両チームの
守備練習を見る。

その段階で両軍の差が歴然としてるのが判明。
巨人の選手「腹出すぎ」な奴多すぎ!
かつ動き緩慢、ノックもただやってるだけ。

翻って阪神のほうは、
片岡だの金本だの桧山だの八木だの
の年齢層高めの人達からして、
すっきり体が絞れてる感じ。

さらに岡田のノックも
ライン際を追わせる打球から始まり、
あきらかに移動距離の多い所に
飛ばして、既に実戦突入モードって感じが
漂いまくってた。

ま、前日の段階で
「既に死んでいる」ってゆう感じになってたのかな巨人は。

で、試合開始初球先頭今岡左翼ライン際ヒットで
清水打球処理もたつきの間に
あっという間に無死二塁。

なんか結局これに尽きるって感じっすね
振り返って見ると。

で、清原のバント処理送球ミスの間に
今岡生還、しかも赤星一気に三塁へ。
いやあ足速い速い。

ここまでがあまりにあっという間で
木佐貫全く「落ち着く」暇なし。

そんで福岡ドームならレフトフライ間違いなし、
の金本の2ラン。

その裏清原凡退の時点で
阪神の勝ち確信しましたよ。

スコア的には均衡した「いい試合」だった
と言えなくもないですね。
ただ終始一貫巨人に「勝ち目ナシ」って感じでしたね。
真田と前田には感謝しますよ。「試合」らしくしてくれて。

ま、「ラグビースコア」の試合じゃなくてよかった、
ってとこかな。

近鉄の日本シリーズ仮想敵として
観察してましたね。あとは。
この試合がどうのこうのというのとは別に。

で、思ったんですが、
こりゃ「相当手ごわい」って感じっす。

なんかね「自分が見えてない」「周りも見えてない」
って感じになっちゃてる奴が一人たりとも見当たらないんですよ。
なおかつ全く浮き足立ってない、って感じ。
「経済効果」がどうのこうのってな話もそろそろ始まってるので
三塁から左翼の声援の過熱ぶりは物凄いものがありましたけど、
グラウンド内はそんな熱狂をよそに、
実に「淡々」と各自が仕事してる風情でした。
そうゆう意味ではいままで見たどんなチームとも
「似ていない」ですね。

いずれにしても
2,3年前の巨人の補強に匹敵するくらいな
大型補強をして、選手層がかなり厚くなってるので
「死のロード」も関係ナシでしょ。
今日も今岡とか休ませてましたし。最後。

なんかね、
経営的に「近代化」したんだなー、阪神さんも。
みたいなね。

その点、巨人は立ち遅れましたね。

清原の浪花節に頼ってる場合じゃないでしょうみたいなね。

今回は3塁側の内野シーズンシートで見たわけですが
一応巨人の本拠らしく、
かなり巨人ファンも3塁側に混じってまして、
やっこさんたち相当ストレスたまってるのか、
「精神の荒野」にさまよいこんだかのような、
なんの創意工夫もない、薄っぺらな、
審美感のかけらも感じられない野次だの罵声だの飛ばしまくってる
人がけっこうたくさんいまして、けっこうげんなりしました。

「くそー阪神のくせにー」だの
「もういいよ、全員顔にぶつけちゃえよ」だの
「ばかやろう捕るなよ」だの
おまえは駄々っ子かみたいな。
それがまたいい大人だったりするわけ。

ただひとつだけ賛同するのにやぶさかでない
と、思ったのは、
「清原いいよーもう出なくて」
ってとこかな。
やっこさんは、単に
眼前の清原の活躍しなさぶりに即物的に反応して
ゆってるだけだったんでしょうけど、
巨人というチームのことを考えると
ある意味、的を得たこと言ってますね。

いまだによくわからないんです。
「清原には華があって松井にはそれがない」
ってゆうわけのわからない論法。

これ本当にわたくしわかりません。

それについては後日語りましょう。












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