承知のうえで書く。
先般の「中前適時打九州ツアー」
旅先で見た。
小学校中学校の頃
教師や真面目な女子に
怒られるんだけど
休み時間についついやってた
「廊下野球」。
箒がバットで
ボールは「わら半紙」か「ノートの切れ端」丸めたやつ。
とりあえず掃除用具入れの角っこがベースね
とか
そうゆうやつ。
何故か
楽天→横浜→西武→楽天
の渡辺直人と自分が
その「廊下野球」をやってるのだ。
それも厨房レベルでは無理な
「プロの技術」を駆使して。
渡辺直人は「攻撃」全部。
自分は「守備」全部。
つまり直人は打って走り、
自分は投げて捕る。
学校の廊下で。
それが何をやらせても
二人とも超絶上手いわけだ。
で古今東西
過去現在のあらゆる選手の
「形態模写」も完璧にこなし、
打撃も守備も曲芸的軽業を出しまくるのだ。
たとえばおれが「江川」のフォームで
カーブを投げると
直人が「落合」と化して
「ショートの頭のうえ!」と叫んで実際に
その方向に打球を飛ばすと
おれが「松井稼」になってジャンプ一番好捕する!
みたいな。
休み時間延々二人でそれを続けていると
廊下は黒山の人だかりで
皆、唖然茫然驚嘆で
賞賛の嵐となり
誰かが
「いやあすぐにでも吉本行きなよ!」
と叫ぶ。
おれと直人は
まんざらでもないという表情になりつつ
「いや、シルクドソレイユだな」
という。
みたいな。
つくづく「夢」で
残念であった。