「カナリア」
作詞作曲おぐまゆき
どんな嵐のあとだって
容易くその姿を取り戻す
青空をいつも見上げてた
日々削られて失って
何一つ取り戻せないまま
それでもなくなることなく
明日はやってくるから
あなたのようになれなくても
この傷を生きた証と誇れるように
声を枯らしたカナリアよ
遠いお空へ飛んでいけ
もう鳴かなくていい 鳴かなくていい
鳴かなくていい 鳴かなくていいよ
それでも命は続くから
どんなに打ちのめされたあとだって
優しく僕を照らし出す
月の灯りをいつも見上げてた
日々傷つけてひび割れて
元通りに戻せないまま
それでもなくなることなく
僕は此処にいる
あなたのようになれなくても
愛するものだけは守れるように
翼の折れたカナリアよ
僕の側にいておくれ
もう行かなくていい 行かなくていい
行かなくていい 行かなくていいよ
それでも君は美しい
声を枯らしたカナリアよ
遠くお空へ飛んでいけ
もう鳴かなくていい 鳴かなくていい
泣かなくていい 泣かなくていいよ
それでも命は続くから