なのだが、では何故に衰退したのか、というと、
「素人でもそこそこ攻略可能であるが故に、
店の利益を圧迫するし、となると国家としても
そんな輩がはびこると税収もあがらないし、
羽根モノというジャンルの存在はパチプロ以外
誰にとっても
なんのメリットもない」と。
そうゆうことだとおもう。
で、規制をその都度かける、と。
業界が一番金額的に栄えたのは
「パチスロ4号機」の頃である。
それに比べると「羽根モノが流行した時期」は
売上比較で2~30%以上少なかったはずだ。
何しろ「百円硬貨」でチマチマ遊んでたし。
ということで、
「パチスロ4号機全盛」
の頃と
「羽根モノがチマチマ流行っていた」
頃の
最大の違いは
いわゆる「ノリうち」的な集団行動の規模の大小だろう。
4号機のノリうちやら
その他あれこれ
とかは
攻略雑誌とネットで
最大限滅茶苦茶なレベルで加速した。
つまり
「投資」行動を
単独でやるか集団でやるか
の違いである。
「パチスロ4号機」は
「集団による短期的な投資行動」を
そこらじゅうの街角でガンガン促進した。
促進したのは店舗側の「出玉イベント至上主義」の営業手法である。
それと、「ヘビーユーザー」であればわかる
「設定判別法」みたいなものが一気に溢れ出たのもでかい。
出玉で集客したい店舗
と
「出玉高性能」を煽りたいメーカー
の
利益が一致したわけである。
これがすべての「終わりの始まり」だろう。
このころから店舗のマネジャークラスの人材に
「いやいやいやもっとお客様に出玉で還元しないと
会社が終わっちゃいますよ」ってゆうような
ものの言い方をする輩がやたらと増えてきたのだ。
パチンコ店なのであれば、
少なくとも
「必要以上に景品を提供」とかすれば
店は「赤字」だし、
それが連続すれば
そのことだけでも「倒産」しかねないはずだ。
そんな「商売の基本」を度外視して、
「パチプロ」「スロプロ」目線でモノを語る人材が
異様に多かった。
本来我々「プロお断り」じゃないのか?
と。
ということで私が思うのは
パチンコパチスロ業界が
最大限に流行していた頃
に
最大限にいろんなものを
あちらこちらに
「持って行かれた」と。
このことは
日本人として強く記憶しておくべきことだろう。