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いまこの映画を見て素晴らしい
と思うのは
「男の笑顔」ですね。
なんか「いたずらがうまくいった」
みたいな。
エコロジー&フェミニズム
的な視点から言えば
めちゃくちゃ反動的な映画だと思いますけど、
その反動性が最高に気持ちいいです。
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これはですね、小中学生の頃の映画なんですけど、
思春期の男子なりに驚いたのは、
「サメは怖い」ってこと以外にほとんど何も描いてねえええええ!
みたいな。
そこにしびれるあこがれる!
みたいな。
という意味では私は児童生徒の頃からそこそこ
ひねくれてたのかなあ・・・・・・・
なんかその「お涙ちょうだい」的シナリオには
既にうんざり・・・・・みたいなね。
そこへこれがどーんと来たので、
けっこうノックアウトされた記憶があります。
もちろん初めて見たのは劇場のスクリーンではなく、
14インチくらいのブラウン管でした。
洋画劇場とかそうゆう類ですね。
というかこの映画
スクリーンで見たことないなあ・・・・・・
でもインパクトでかいなあ・・・・・・
ってことで、
ここのところ
BSでイーストウッド立て続けにやってますよね。
でメイキング系とかインタビュー映像とかにも
接する機会もありましたけど、
印象的なのは
西部劇が当ったからつって西部劇ばかり、とか
刑事モノが当ったからつって刑事モノを立て続けに、とか
そうゆうことはあんましやりたくなかった、的なことを
言ってたんですけど、
そこいらあたりがイーストウッドの凄いところなんですかね。
業界の「商習慣」に囚われずに
「実行」出来る
ってゆうね。
で「業界」の了見のみならず、
「マスコミ世論」に対しても
押し付けがましくなく、
ちょっとした疑義をさしはさむ
ってゆうようなところとか。
でダーティーハリーシリーズでは
わたしは
一作目のインパクトがデカイと思います。