最近車でよく通る道沿いのGEOが
なかなかの品ぞろえで
旧作レンタルの値段も150円だし
ってことで
本来だったら新宿か渋谷のTSUTAYAにでも
いかないと無さそうなものも置いてあったりするので
ちょくちょく借りてて
でそのなかに森達也の「FAKE」もあった。
でオーソンウェルズの「フェイク」は
多摩地区7市図書館協定の某市で借りて観てた。
そして今日はNHKクローズアップ現代が
「フェイクニュース」の回だった、と。
特に意図してたわけではないが直近数か月内で
「フェイク」題材コンテンツをやたらとみてるわけだ。
まあそれぞれ詳しく触れる気力もあまりないので
オーソンウェルズの「フェイク」は初見ではないから
それだけ除いてあとの二つについて述べるとして
まず森達也の「FAKE」。
今日やってたクローズアップ現代にも本人が出てたし。
一応「衝撃のラスト12分」みたいな謳い文句なので
細部省略で書くけど
映画挿入曲の佐村河内作曲の「レクイエム」についてだが
この曲そのものに自分は全然「感動」しなかった
ってのが感想としては一番強調しておきたいところだ。
これ以上いろいろ詳しく言うと「ネタバレ」になるんだろうから
やめておいて、あとの見どころとしては
佐村河内に対して
「番組出演交渉」に来たフジTV局員達のとこかなあ。
これもネタバレ防止で細部省略するけど
諸々の流れがすごい高度なギャグになってた気がする。
佐村河内、森達也、フジ局員の面々
これら勢揃いなのはなかなかに圧巻だった。
ま、なんにせよ
まだ売れてない現代音楽作曲家が見ると
くそーあんなインチキで儲けやがって!
って気持ちにはならず
あ、あれで売れるのか!
って、気が一瞬楽になるかもしれない。
でもその為には「フェイク」か?
やっぱりそこまでやってやっと売れるのか?
ってなるというか
フェイクまでいかなくても
キャラ設定
とかしないとダメなんかなあ
とか憂鬱にはなるだろうなあ。
世の中やっぱり厳しいのだ、と。
テレビに出たくない引き籠り型の芸術家タイプの者は
見ていてツライものがある映画だろうな。
で今日のクローズアップ現代なんだけど
フェイクニュースに踊ったメディアで
外交官一人が自死というのは深刻な話題だが
とにかく台湾中国問題の話ではないか、と。
そのように個人的には思った。
で森達也はコメンテーターとして
「注意喚起」をネット民へ促す、と。
というか皆様のNHKともども一丸となって
ネット民への「注意喚起」を行った、と。
それ以上でも以下でもなく
御説ごもっとも!!
以上終了みたいな印象であった。
炎上を狙わず、刑事罰の対象になるような投稿せず、
出所不明の情報に反応せず、
いつも通りに過ごせばいいだけのことである。
自分の場合は。
芸風をひとつに定めることなく
その時々の気分で。
ってことで
肩すかしにあった気分である。
NHK様の注意喚起はそれはそれとして
自分としては普通に今後も
鼻歌交じり冗談交じりの感覚も込みで
ネットに対応していくのみである。