いろんな「陰謀論」みたいなのを
読みながらふーんって思う事もあるんですけど、
基本「世の中深いようでいて実はそこそこ浅い」
と私は思っているのです。
だってこれだけめまぐるしい時代に
「うーむ」と唸りながら
壮大な陰謀
とか考えてる暇ないと思いますよ。
仮にそうゆうことをやりたい人がいたとしても。
もう単純な話、
時の「権力者」や
その真逆の「反逆者」の
「思いつき」が
通るか
通らないか
ってゆう
ただそれだけなんじゃないか、と。
ギリシャのすったもんだ
とか
爽快なくらいに
出来事そのものに
「深み」がないじゃないですか。
それこそ世界情勢のあらゆることって
「ボテボテの当たりが内野安打になるか
アウトになるか?」
ってゆうギリギリのせめぎあいの結果
なんだろうな、
と。
私も敬愛するミュージシャン井上陽水氏と同じように
1945年前後の歴史に関する書籍に関しては
いままで50冊以上は読みましたけど
やはり「あの戦争はなんだったのか?」ってのは
わかりません。
なんでわからないかといえば、
そりゃ「当事者性」が高まれば高まるほどに
「言いたくても言えない」こと
が増える
と
それにつきると思いますよ。
私は無党派層なので
「自虐史観」打破せよ!
とか叫ぶつもりは毛頭ございません。
「戦争」そのものは
「悪」だと
いう認識は持ってます。
そうゆう「倫理観」
は置いといて
というかなんというか
「手を汚さずに」
生き延びた人って
かなりの数いるんじゃないか?
ってゆう疑問がぬぐえないわけですよ。
だからといって
そうゆう人達を弾劾しよう
とも思わないんですけど
「ゆきゆきて進軍」とかは面白いと思うし、
なんとも微妙なところ。
戦場で
結果的に
「部下」や「民間人」の犠牲者を
物凄くたくさん出してしまった
大日本帝国軍の将校たちの言動
をどう考えるか
ってのは
重要だと思います。
一方的に断罪して終りでもないし、
一方的に祀り上げるだけでもダメだし、
でも
「当事者」
の言葉はなかなか聞けないし。
ただほんと
「大日本帝国軍」
のようなもの
を
推奨するつもりは全くございません。
無党派層ですが
そこだけは
価値判断の規準として
維持しておこうと思います。